2022年5月2日

2022/05/03 福島県沖地震(桑折町)

最終更新: 2022年5月5日

福島県沖地震災害支援46日目
 
5月3日活動報告
 
愛知人メンバー19+桑折町内ボランティア2名、チームユニコーン3名と地元町内会5名、計29名の大所帯での活動となりました。
 
3班に分かれ5件のニーズ3件完了。2件継続となりました。

A班午前は
 
報告者:村田


 
セメント棟瓦が飛んでいる現場で瓦の雨漏り補修(ブルーシート、キャッチング工法)
 
まずは、瓦の状態を見て地上で作戦会議!
 
屋根上部隊と、地上部隊に分かれての連携プレー


 
キッチャーを置くピッチは、屋根形状を確認して採寸
 
メモ帳を屋根上に持ってくるのを忘れたので、二人の脳内メモリーが限界になる前に、下山しました。
 

地上班にすぐさま、寸法の報告をして、ブルーシートのカット、端部に胴縁を巻いて、一丁上がり、バケツリレーし、ブルーシートを屋根瓦班にリレーをして片側が終わりひと段落ついたので、昼食タイムに。


 
午後はセメント棟瓦の補修を行いました。さらに応援、東松島から3人の若い力が昼からの強風でブルーシート切りの際に大活躍

そんなこんなもあり、無事にお母さんに作業の完了報告して、喜んで見える顔が見れました。
 
笑顔が私達のカンフル剤です。


 

B班
 
愛知人とユニコーンの3名、依頼者さんの自治会の方6名、プラス今日は渡邊局長と南郷町職労の宮田さんが2トンダンプで駆けつけて下さり、私も含め計17名のB班。

昨日、親綱を張りがてら下見をした案件。

まずはセメント瓦をバケツリレーで下ろしました。
 
割れてない瓦は受け入れて貰えないとのことでしたので、ダンプの上で自治会の方々に割ってもらい、2トントラック二台満載になりました。
 

瓦下ろしは午前中に終了。
 
午後からは、ひっかけ桟の撤去、掃除、その後大棟には先ず4重にした養生ブルーシート。
 
3000番のブルーシートの後、4000番のシルバーシートを張り、大方の作業は終了しました。
 
5時までめーいっぱいしましたが完遂出来ませんでしたので、残りの片付け、撤去は明日の継続案件になりました。

ここの依頼者さん、今回の震災で別棟が傾き半壊判定。
 
その公的支援額で屋根を張り替える予定との事。
 
ただ資金がギリギリの為、今日張ったシルバーシートをルーフィングとして使いたいとの事。
 
後に入る業者、板金屋さんの段取りも考えながら、とりあえず雨漏りがしないように施工しました。

C班
 
報告者:原

5名で、平屋のお宅2軒を担当させていただきました。1軒目、棟瓦がズレて雨が流れ込んでいる様子だったため、置き直してブルーシートで覆う処置をさせて頂きました。コンクリート瓦が割れやすく片足荷重で何枚か割ってしまったので、途中から4足歩行に切替え、割れたものは予備と交換、欠けただけのものはアシスト瓦をクリップ固定で修復(西カパ法)しました。


 
「怪我しないようにな」とお声掛けくださった依頼者様、作業中もずっと見守って下さいました。


 
2軒目は、「業者に仮でブルーシート貼ってもらったが、本施工が2年待ちと言われた」とのことで貼り直しをご依頼されました。
 
軒瓦が無くなった部分をキャッチャーとブルーシートで保護したところで本日終了。軒瓦がうねった部分は移動困難だったため、明日、テープとブルーシート保護で固定する予定です。2年以上耐えられるよう、頑丈に、丁寧に仕上げようと思います。

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