2022年5月15日

2022/05/14 福島県沖地震(桑折町)

まず、一件目の安全対策を施してから、ここをA班に託してB班とC班に分かれてそれぞれで案件を対応。

<A班報告>

報告者:殿村


 
桑折町残り案件四つの1つ目。
 
木曽さん、東京チームが来る前に、朝一番6人全員で安全確保。
 
その後、鈴木さん、マイマイ、殿村で2階の屋根瓦の散乱を拭き直しました。
 
瓦補修が終わった後、壁も心配なのですがとの依頼者さんの思いを受け、とりあえずの補修をさせて頂きました。

壁の損傷からみて、根本的には難しいのですが、とりあえずの補修。
 
被災者さんの今の心配をなくし、生きる希望を持って頂く事が出来ました。
 
その後、2件目に向かいました。

<木曽班報告>

報告者:木曽
 
太陽神のご加護により到着間際に雨も上がり、絶好の屋根上日和になりました♪

案件は一階屋根の下がり棟瓦が落ちたお宅。
 
レジャーシートと土を詰めた籾袋で家主さんが補修してありましたが、籾袋からは草が生えてきていました。
 
割れたガラなどを下ろしてキレイにした後に、キャッチャーや土嚢を使ってイッキに補修完了しました。

残念ながら家主さん不在でお話できませんでしたが、しばらくは不安を取り除くことが出来てよかったです。
 

<赤池班報告>
 
赤池班は、2階外壁が剥がれ雨漏りして
 
いるお宅にて作業。
 
修理は予定しているのでコンパネではなくブルーシートで覆ってほしいというご依頼。

まず、周囲の状況確認すると作業場所下の軒に蜂の巣を発見。
 
社協さんに殺虫剤を持ってきてもらい駆除を実施。

それから安全確保措置を施し、殿村班も合流し作業を開始。

完成形をみんなで議論し決めてから作業を分担して進め、無事完了。
 
出発する時、依頼者様に笑顔でお見送りいただけた事が印象的でした。


 

<その他>
 
作業後は木曽班も合流してみんなで昨日現調した3階建てのお宅に再度伺い、作業可能かどうかを安全確保、作業動線などの観点から複数の目でみて検討しました。
 
その結果、少しでも安全性に不安があるなら作業は見合わせるべきとし、事故が発生し社協さん、依頼者様にご迷惑をおかけする事も絶対あってはならないことから、断腸の思いで、このお宅での作業は行わないという結論に至りました。
 
社協さん、依頼者様においても、もしもの事があってはいけないというお考えが強くあり結論にご理解いただき、このお宅を後にしました。

本日で、桑折町での案件は一旦ゼロになりました。
 
作業後、社協前で夕日に照らされた皆さんの笑顔が印象的でした。

発災直後から被災者様に寄り添い、ニーズをこまめに拾いあげ、被災者様とボランティアとのパイプ役として、そしてボランティア活動がスムーズに出来るように毎日尽力いただいた桑折町社協様に厚く感謝申し上げます。

災害が起因でしたが、桑折町の皆様と知り合えた事、共に汗を流せた事、一緒に悩んだり考えたり笑いあえた事、そして感動できた事に重ねて感謝申し上げます。
 
今度は、豊かな自然、おいしい食べ物を味わいにお邪魔させてください!ありがとうございました!!

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