2022年9月13日

2022/09/12 令和4年8月豪雨(村上市)

最終更新: 2022年10月26日

報告者:了戒

・作業者:
 
集結:2名
 
愛知人:6名

NGO結さんのコーディネートのもと村上市災害ボランティアセンターでの作業を実施。

今日のお宅は、9日に作業した下鍛冶屋地区のお宅での継続作業。リビングを除く部分の腰板剥いでの断熱材除去。一部は石膏剥ぎで断熱材取り出し。

到着し、まず全員でニーズを把握し、作業の注意点、養生範囲、方法を共有。
 

作業範囲外の壁、床、柱を絶対に傷つけない、汚さない事を最重要ポイントとして徹底。

住民さんにも改めて作業範囲を確認。
 
住民さんとしてはリビングはそのままで生活されたい為、断熱材除去はやらない方針であったが、前回の作業時に水がしたたる断熱材をみて、リビング壁も剥いで断熱材を取ってもらいたいとの事。
 
作業範囲を拡大して臨むとした。

その作業方針に従い、養生を開始。
 
床は無垢材の為、工具を落とすと傷がついてしまうので、プラ段を敷きその上にブルーシートを貼った。固定は粘着力を踏まえてマスキングテープを使用。

切断は、粉塵が舞う事を避けマルチツールを使用。
 
作業は、切る人と手元の人の組み合わせで3カ所に分かれて実施。
 
断熱材が取れる状況になると、テミに取り出し、そこから厚手ビニール袋に入れ、水分を部屋に落とさないようにした。

作業は住民さんにも手伝っていただき順調に進み、14時過ぎに壁剥がし、断熱材取り出しが完了。
 
住民さんに作業結果説明を行い、OKをいただき、掃除をしながら養生を解き撤収した。

数日前に伺った時は、リビングは生活があるので、触らずそのままと言われていたが、今日の作業後には水がしたたる断熱材を全部取れてよかったと言われていた。
 

ボランティアとしては、気になる点をアドバイスはできても、作業範囲、方針の決定は、費用面も踏まえた住民さんのご意向が最優先であり、こうすべき、こうしないといけないなどは言えないが、住民さん、ご住居にとって少しでも良い方向に向かうことになり良かった。

泥が床下に残り、断熱材が残ったり、壁にカビが発生しているお宅がまだある。
 
明日も復旧のお手伝いをさせていただきます。

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