2022年12月2日

2022/12/03 令和4年台風15号(静岡市清水区)

最終更新: 2022年12月6日

殿村班 

報告者 殿村さん
 
本日は3班に別れての活動

殿村班
 
赤池さん、トモさん、安藤さん(初参加)鈴木さん(浩)、殿村。
 
計5名

今日は前回入ったお風呂から星空の見える古民家の継続案件。
 
朝、現場に着き、その後、雨漏りは如何ですかとお聞きすると、82歳のお母さん、「一度凄く雨が降った時があったけど、全然大丈夫で、本当に有り難くて有り難くて。毎晩お風呂に入りながら拝んでいます」って、仰って頂きました。
 
「それに今日も気にして、来て下さって。本当にありがとうございます」と、朝から感謝頂き気分良くスタート。

前回雨漏りはしないような施工は出来たが、まだまだ天井も無い外気が直接入ってくる露天風呂状態。
 
今日は何とか、これから寒い冬に向かって被災者さんがヒートショックを起こさないように。又費用を極力かけないように。

先ず朝一番、前回と同じように折れている垂木2本の補強。
 
これで、安心して屋根にも登れるようになり、鈴木さんが、1日かけて瓦の調整、漆喰、防水テープ、コーキング、、、、


 
これで、手を入れた所は台風が来ても、少しは抵抗力が出来たのでは^_^

私は、トモさん、安藤さんと3人で、お風呂の天井、切妻の朽ちた箇所の補修。
 
イチバン安くつき、とりあえず暖気が逃げないように。元々朽ち果てていたベニヤ板天井の代わりに、風呂場に使うものでは無いプラダンを棧にタッカーで固定。
 
どれだけもつかわからないけど、費用対効果の最善と思える施工でした。

被災者さん、今日もミカンを獲りに山に入って下さり、青島ミカンを帰り際一箱下さいました。

一人暮らしのお母さんの積もる話も、トモさんがずっと聴いてくれていました。

技術的な援助と心のおたすけ。
 
今日も一日充実した活動でした。

報告者:木曽
 
■案件
 
床下のアルコール除菌のみ
 

 
壁はがし&断熱材除去&
 
床下のアルコール除菌
 
■作業内容
 
①和室とリビングの床上90センチの壁はがし&断熱材除去とアルコール除菌を完了。
 
和室に1台、台所下に2台送風機を設置
 
②全部屋床下のアルコール除菌
 
■作業状況
 
元々①の予定で資機材とメンバーを案内して現地到着しましたが急遽、家主さんから壁剥がしと断熱材除去の依頼に変更。

キッチンやバスルームの外壁全て剥がす方向で作業に取りかかったものの

とり出した断熱材が少し乾燥傾向だと感じた家主さんから
 
再び依頼変更となり、リビングは一部のみ、寝室は見送り、和室とトイレは全てとなりました。

家主さんには断熱材や壁の下部は濡れてるので、いったん汚水に濡れたので全て除去した方が良いという助言をしつつ、最終的には家主さんの希望を尊重する方向で作業を実施しました。
 

②はアルコール68%を噴霧器と雑巾を使い床下を除菌しましたが、酔っ払うほどのレベル。換気を合わせて行うなど作業方法の改善が必要だと感じました。
 

 
作業が徒労に終わった部分もありましたが、家を壊したくない気持ち、業者の工事費の関係もあり、家主さんとしてはなかなか決心出来ないのは当然ですね。
 
根気よく事実をちゃんとお伝えして判断を待つようにしました。

■他
 
結・トムさんは地域ボランティアさん向け講習会を行われていました。私たちの活動は一時的な、部分的なものですので、継続的な対策として期待しています。
 

 

報告遅くなりました。

12月3日活動報告

清水区高橋町のお宅

メンバー

愛知人リンさん、ノマさん、トさん、サカ、ナツ。

リーバのとにかく明るいヨシザワ代表。

こちらのニーズは6畳ほどのはキッチンの床ハギ。床上浸水40センチ。床板自体はすでに乾燥しております。

短時間で終われる予定でしたが、

やっぱり物事は思い通りにはいかないもんです。

12ミリの合板なんですが4層ぐらいで造ってあり

剥ごうとすると床材がバラバラになって気持ちよく捲る事が出来ません。結局、掴んでむしり取る作戦に切り替える事に。

床ハギならぬ床ムシリです。

この瞬間から床ハギメンバーは全員、ムシリストとしての道を歩み始めました。

しかし、遅いな〜2人とも?、、、

ちょっくら関東組に壁ハギ用の機材を届けに行って来ると出掛けて行ったリンさんと、たまったゴミを軽ダンプで集積所に届けに行ってくれたリーバのヨシザワさん

がなかなか帰って来ない。

ムシリゴミの山を前にして途方に暮れていると、リンさんからマラソンの規制線が張られていて戻って来れないとの連絡。

ここでご主人がカキとりんごをご馳走してくださり、この地での水害の歴史をお話ししてくれました。50年前の七夕豪雨では首の高さまで水かさが増えて倉庫のゴムボートを潜水しながら取りに行ってご近所の皆んなを助けたそうです。そんな経験をされた方々でさえも今回の水害では、就寝してから急に水かさが増えた事によって軒並み廃車になってしまったとの事でした。

弁当を買って来てくれたリンさんとヨシザワさんがほぼ同じタイミングで帰還。

ご主人が出してくださったお味噌汁と共に美味しいお昼休憩となりました。

その後、関東組に合流。

僕の連れて来た地元の幼なじみの榊原さん、僕、アイコさん、タッキーさんで床下のアルコール消毒を行いました。

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愛知人では活動を支援して下さる方を募集しています

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