2017年9月29日

平成29年度 春日井市上条区総合防災訓練(9/24)

愛知人事務所のある春日井市上条区民の方約250名が参加して防災訓練が開催されました。

朝8時半より、まずは各戸が「避難完了」の合図として黄色いゴミ袋を玄関に取り付けることから開始。(災害時に誰もがわかる合図として定着すれば、人命救助に一刻を争う大切な時間を無駄にしないとてもいい方法だと思います)
 

 
組長が各戸を巡回して避難状況を確認。そして各町内ごとに集合して「上条小学校」に集結。体育館でロープワーク・三角巾活用方法・ブルーシート講習会の3つを3グループに分かれて体験。その後屋外で消防署の消火器訓練。
 

 
最後に炊き出し食の体験で豚汁とアルファ米を食べていただくという内容でした。

日頃から連携を深めている「上条区自主防災会」会長さんよりお話を頂き災害ボランティア団体として初めての参加。
 

 
熊本地震の活動経験を活かした「ブルーシート張りの講習会」及び豚汁とアルファ米炊出しの要請がありました。

ブルーシート張りについては、「なぜこういう知識が必要か」→自分の財産は自分で守る!」という意識を広める講習をいたしました。
 

 
【赤池のコメント】
 

 
私達が8ヶ月間にわたり熊本地震で体験し、学んだ事。
 

 
まずは、震度6以上の地震があった時、町中の何千件かの家の瓦が落ちたり割れたりズレたりします。
 

 
瓦屋さんにお願いするにも、半年以上待ちは当たり前、1年たっても来てもらえない可能性があります。
 

 
また、悪徳業者も多発します。まず悪徳業者の見分け方。
 

 
そして、瓦がズレた状態で2ヶ月放って置くとどんな状態になるのかを説明させて頂き、ブルーシート貼りの重要性を訴えさせて頂きました。
 

 
後は、使うブルーシート、土嚢袋等の選択基準、工具等の説明、安全な作業手順、数ヶ月雨漏りから守る為の作業手順を説明させて頂きました。
 

 
そして、地域住人、自治会など普段から地域の人達とのコミュニケーションの大切さ、とボランティアの必要性で締めさせて頂きました。

★目新しい体験内容で、皆さんに興味を持っていただくことができ熱心に耳を傾けていただきました。
 

 
また豚汁は前日から仕込みおいしく出来上がり、寸胴鍋2つ分完食でした(^^)
 

 
上条区民の方の防災意識の向上にお役に立てた有意義な1日でした。
 

 
くらしのニュースの西村記者に同行頂いたので、後日記事になるかと思います。またアップさせていただきます。
 

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