2012年12月1日

忘れてはいけない年の会Part2(2012/11/24)報告書

当日は約70名の参加者が集まり、「ライブハウスVIO」のマクロビオテックの食事を頂きながら

という内容で、とても盛りだくさんなイベントになりました。

1.鈴木貴之氏講演会
 

 
鈴木さんは、震災当時海外メディアや米軍海兵隊などの
 

 
通訳をされていたカメラマンで 、

 新しく作った手作りの避難所は救援物資も届かず、おにぎりひとつで過ごすような日々。
 

 
愛知人が初めて支援に向かったのもこの頃でした。
 

 
当時の支援は泥のかきだしや、空腹をしのいで頂く為の「炊き出し」でした。
 

 
震災から半年たった頃から少しずつ住民の皆様にも笑顔が見えだし、
 

 
12月には「演奏」「マッサージ」等の支援も受け取って頂けるようになり、
 

 
炊き出しにも「楽しみ」の要素が含まれるようになってきました。
 

 
住民にも笑顔が見られるようになったり、演奏の支援に涙を流され、

 現地に行きたくても行けない人もいる。
 

 
そんな方でも、現地に家族や友達と旅行に行ったり、募金をしたり、
 

 
被災地産のものを購入したり、起こったことを忘れずに
 

 
友達や家族と話をするのも意味があると教えていただきました。

4.「岩田暁さん」の大正琴演奏
 

 
暁さんの奏でる大正琴は優しく心に響く音色です。
 

 
愛知人メンバーとして、
 

 
2012年5月に現地でも演奏をしてくれました。
 

 
当日参加が決定したので、急きょ演奏をお願いし
 

 
ユーミンの名曲「春よ来い」などの演奏にうっとり
 

 
聴き入りました。

5.「上田和寛」のライブ
 

 
「愛知人」のテーマ曲を歌唱してくれている大阪在住のシンガーソングライターです。

 鈴木さんではないですが、誰もが「無理だ」と決めてやらなかったことを
 

 
「自分」を「明日」を信じて挑戦し続けています。
 

 
その姿に「復興」への光や希望を強く感じるのです。
 

 
ただ、純粋に信じて、そしてそれに向かって「運命」も微笑まざるを得ないほど
 

 
努力し頑張る。そんな姿に本当に感動しました。
 

 
現地でも彼の演奏に、住民のみなさんは涙を流し、笑顔になってました。
 

 
彼の「歌声ひとつ」で、多くの人の心を突き動かす。
 

 
これは本当に凄いことだし、彼とともに活動出来ていることに感謝します。

 12月12日、無謀と言われているZEPP NAMBAでの挑戦が行われます。
 

 
是非、こちらもいらして頂けたら嬉しく思います。
 

 
youtube等でも演奏姿が見れますので、下記HPや検索等してみてください
 
http://www.uedatakahiro.com/index.html
 

 
また、上田さんからはCDの売上の一部と、ストリートやライブ活動で集まった
 

 
ファンの方からの暖かい気持ちということで、3万円の寄付をいただきました。
 

 
今後の愛知人の活動に変えて、皆様の思いを届けたいと思います。
 

 
この場をお借りして御礼申し上げます。

6.青い鯉のぼりプロジェクトに参加すべく制作した「愛知人@鯉のぼり」の寄書き

 これからの支援は現地の方とともに支え合っていくことだと思います。
 

 
実際、今では現地の方が進んで私達のお手伝いをして下さり、
 

 
とんぼの会代表の菅原さんは、毎回私達のお食事を作ってくださいます。
 

 
現地に支援のつもりで向かった私達は皆、東松島が第二のふるさとになり、
 

 
帰りたい場所になっています。

 もし、行ってみたいけど…。と迷ってらっしゃる方がいれば是非、
 

 
一度でも足を運んでみてほしいです。
 

 
観光も大事な支援。素晴らしい場所やお食事もあるところなので、是非!!

 また、愛知人は「現地には行けない方」の気持ち(募金・助成金等)に支えられて
 

 
活動が出来ています。
 

 
現地に行けなくても、活動費込みのBBQや飲み会、駅伝に参加したりと、

 まだまだ、本当の意味での復興には
 

 
時間がかかりますが
 

 
鈴木さんのお言葉「やらないなら、やる」
 

 
愛知人のコンセプト「伝え・広げ・届けよう」の
 

 
気持ちで、
 

 
現地の方と共に歩んで行けたらと思います。

最後になりましたが、忙しい中当日ご参加くださった皆様、
 

 
本当に素晴らしい時間をありがとうございました。

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