会場には集った青い鯉のぼり達が、春日井の空を気持ち良さそうに 泳いでいました。次は宮城の大曲の空を泳ぐことになります。 鯉のぼりをご支援して下さった皆様本当にありがとうございます。
「東日本大震災から学ぶ地域の繋がり」というテーマに基づき、 「スコーラ」とはイタリア語で「学校」を意味するものなので 体育館を教室に見立てて、学校形式で進められました。
★体育館のステージでは オープニングは中部大学学生のジャズバンド演奏に始まり
【1時間目】現地の人から学ぶ: 小野竹一氏の講演会
震災当時の写真を写しながら、震災直後から仮設住宅での生活。そして、地域の繋がりの大切さを時折言葉を詰まらせながらお話してくださいました。約100名の参加者は熱心に耳を傾け後日町内会の会合などで地域の皆さまに伝えたいという声をいただきました。
講演の後に客席からの質問タイムが設けられたのですが
「仮設住宅での便利なとこ、不便なところを教えて下さい」という質問に「便利なところは、、、ないですね」 というお言葉がとても印象に残りました。
【2時間目】「竹ちゃんのそこまでつながって委員会!?」 小野竹一氏・青年会議所会長・愛知人代表によるパネルディスカッション
「地域のつながりとは?」「なぜ必要か?」「どうしたらできるか?」をテーマにそれぞれの経験や立場から意見を出し合い、よりよい春日井の街づくりを考える時間になりました。
【3時間目】音楽「上田和寛ライブ」と
炊き出しの給食(豚汁とヒジキ入アルファ米) 上田氏は愛知人メンバーとして4度現地に訪れおり、ストリート活動でも募金活動やCDの売り上げの一部を寄付したり、被災地の事を伝えている。 そんな彼が現地へ行って受けた一番ショックは「今何が必要ですか?」との問いに「生きる希望」との返答だったこと。音楽を通じて今後も震災を忘れない活動を続けていってくれる事と思います。 給食担当、自衛隊炊き出し車両は圧巻でした。 その名も「野外炊具1号」200人分の食事が45分以内に同時に調理出来炊飯、汁、焼、煮、炒、揚などの調理が可能で震災時も大活躍だったそうです。
★展示ブース 鯉のぼりの寄せ書き:「がんばろう日本」鯉のぼりに沢山の寄書きを頂きました。 おしゃねごの販売:とんぼの会代表菅原和子さんが新作の「ベビーおしゃねご」を販売。 バルーンアート:来場の子供達にアンパンマンやお花のバルーンをプレゼント バルーンアートは大好評で、4月7日の自衛隊のイベントに参加決定!!
★屋外広場 自衛隊の特殊車両・消防署のはしご車の展示 子供達が車両の中に入ったり、写真撮ったり 自衛隊や消防署員の方と子供達が楽しそうに触れ合っていました!
来場者には東松島市から届いた大曲浜「皇室献上の海苔」をプレゼントし 東松島市と春日井市の共同イベントになりました。
現地の方から学んだことを活かし、災害に強く「地域のつながり」が強い
春日井の街づくりを考えていきたいと思っています。
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