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九州豪雨支援活動レポート 12/15-18(愛知発第20陣)


7/9から始まった九州北部豪雨支援活動。愛知人は主に大分県日田市の大鶴・小野地区を担当してまいりました。 全ての方が普通の生活に戻ったわけではなく、後ろ髪を引かれる思いではありますが一旦終了となります。

第20陣は愛知・神奈川・大阪から9名。現地合流4名の13名での活動になりました。 1日目は「花園(はなえん)プロジェクト組」と「ひちくボラセン作業組」に分かれ、代表の赤池とせっちゃんはあいさつ回り。 2日目は小野地区の交流会に参加。3日目は5か月間宿泊所として利用させていただいた公民館の大掃除をして帰路に着きました。

12/16(土)活動報告

花園(はなえん)プロジェクト組。 小雨混じり、かなりの寒さの中作業無事終了しました! 枠を作り、コンクリートを埋めて植樹の支援頂いたかたの名前を刻んだ貝を敷き詰めました(^^)

おばあちゃんもすごく喜んでくれて、 『すごいすごい!』と、とっても素敵な笑顔を見せてくれました。byゆかちゃん

日田20陣の土曜日、側溝土砂だしチームの報告です。 小野地区、お母さんのパン屋さんと川を挟んだ反対の方向の山あいの集落に入りました。 きれいな音色の鐘楼がある浄土真宗の山寺の側溝が土砂で埋まっていて、降雨の度に溢れて居たそうです。 愛知人の4人と一般参加のお2人がチームを組み、土砂だけでなく、落ち込んだ大きな石も拾い上げました。 大きな石は力持ちの橋本さんとくろべぇが軽々と処理、あっこちゃんは依頼者さんのお孫さんで1年生のまいと君と上手く会話しながら土砂を出して、小雨が降っていましたが2時前に完了出来ました。 依頼者のご住職からは、自分は足を悪くしてとてもできない作業を仕上げて頂きありがたい、と、非常に喜んで頂けました。 帰り際におミカンと湯タンポを頂きました。 その湯タンポは障害者さんの作業による作成品で、支援で買われて居たそうで、愛犬モカの車中泊用にも頂きました。 終了後は翌日の交流会準備のテント設置など応援に入りました。 夜にはひちくボラセンの忘年会と、充実した一日でした。  by藤野さん

12月16日(土)の活動報告を追加させていただきます。

側溝の泥出しを6名で行いました。(うち4名が第20陣参加者です) 霧雨が断続的に降り続く中、午前中で作業の大半を終えて、 昼食は依頼者さんのお宅の前に机とお茶と暖房まで出していただき、 前夜からワクワクして待っていたという男の子(小学1年生)と一緒にたべて、 食後には甘いみかんやお菓子を頂戴しながら、ご家族の方とお話ししました。

男の子のお母さんからは、被災時の様子などもお聞きすることができて、 平常時の備えと迅速な避難の重要性を改めて感じました。 また、遊び盛りのお子さんたちの遊ぶ場所が限られていて窮屈な思いをしていることも知りました。

午後の作業は仕上げと片付けと跡清掃で2時間ほど行い、 翌日の公民館での交流会の準備を行ってから、 ボランティアセンターでの機材洗浄と返却にて終了しました。

男の子とご家族は翌日の交流会にお越しになり、男の子は元気に楽しんで頂けたようです。 byくろべぇ


第20陣初日は何人かのグループに分かれてのお手伝い(^^) ということで私は恵藤さんと一緒に行動、家主さんが急遽用事で来れなくなり、電話で確認しながらの点検作業

発災当初は床上20センチほど土砂が積もり、築百何十年ということもあり取り壊すつもりだったそうですが、土砂を取り除いてみると思ってたよりも構造体がしっかりしてたので、リフォームし、今後は移住者等に貸し出すことができないかと模索中のようです。


点検調整も早くに終わり、ひちくボランティアセンターさんが土砂出ししてる田んぼへ合流 こちらは橋の欄干に流木が引っ掛かり、川の流れが変わってしまい、田んぼに土砂が流れこんだそうです。 田んぼの持ち主さんと話してると、田んぼを耕してると耕うん機などに石が引っ掛かったりするのも大変なのですが、親指ぐらいの流木が入り混むと、除去する為に機械の分解清掃等が必要になり、ひどい場合は破損の原因にもなるそうです。 時折笑い声も聞こえながらも、もともとあった田んぼの土を極力残すようにして、ひたすらモクモクとテミに土砂をすくい取り軽トラックへ、 4台分ほどすくい取った所でお昼休憩となり、お昼からは人手が少ないということで、恵藤さんと私は翌日開催される交流会の準備へ合流しテント設営をさせてもらいました。 by辻もん

12/17(日)活動報告

『みんなで小野交流会』

五平もち・ポップコーン・ミサンガ作り。 大盛況で子供たちからお年寄りまで楽しそうな笑顔に包まれました。byゆかちゃん

お世話になった迫公民館。 最後はみんなで手分けして、大掃除をしました。 来るときよりキレイにしてもらって、ありがとう。と地区の方もおっしゃってくださいました。 最後はゆっくりお茶をしながらお話もできました。 byゆかちゃん

【ひちくVCより~】


先日開催された小野交流会では総勢200名を超える住民、ボランティアの方々が集まり、交流をしました。 交流会が終わるころにはなんだか、しみじみとしてきて、 発災からもう5か月が経っているのか。。。なんて思ったり。

この5か月で住民、ボランティア、その他たくさんの出会いがあって、みんな復興というそれぞれのビジョンを持ってただただ走ってきた。

「復興ってなんなん?」 復興って言葉にするのは簡単だけれど、みんなそれぞれに違う定義を持っているからこそ、支援者同士ぶつかることもあったような気がする。

でも、ぶつかったりすることによって、お互いの定義のすり合わせができたり、一緒に頑張るための道筋が見えてきたはず。

先日行われたひちく忘年会で、 ○○さんって実はこんなに明るいのか!笑 ○○さんって怖い人だと思ってた!笑

なんて言葉をよく耳にした。

「いや、みんなお互いのことあんま知らんやん!笑」なんてことを思った。

実際、私も先日の忘年会で皆さんの新しい一面を見たような気がするし、実は知らないことって多かったんだなって改めて考えさせられた。

とりあえず、人生の中で絶対忘れることのできない5か月を過ごした。

被災したせいだけれども、被災したおかげでもある。

2018年もひちくVC事務局スタッフ一同、一生懸命努力しますので応援の程宜しくお願いいたします。

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