熊本支援活動レポート 【現地活動編】 2016/6.30

【群馬県から参加された建築家櫻井さんの報告】

熊本行きを考えている方へ、少しでも参考になれば…と、長文です✋

※私は熊本市内のみの短期活動だったので、県内全ての被災エリアがこうだとは限らない事と時間経過によってニーズが変わるのはご承知おき下さい。 ■屋根のシートの掛け手が不足しています。 地震でずれた瓦と構造体の歪みもあり、雨漏りしているお宅が数多く残っています。 そのせいで、いずれ改修工事が入れば継続して住めるレベルの家々ですら、小屋裏から腐朽しはじめています。 屋根のすぐ下の空間(小屋裏)は、天候が良いと高温になります。屋根から漏れた雨水で小屋組の構造材や断熱材、プラスターボードが含水しており【晴れれば乾くだろう】ではなく【高温多湿かつ通気が取れない、カビが発生し易い】悪循環になっています。 今回、実際に1軒目でシート掛けに伺ったお宅でも小屋裏がカビているとの事で、代表とマッキーは天井裏に潜り、水の搔き出し(スポンジや雑巾、バケツ総動員)及び水を吸った断熱材の除去、天井ボードの撤去をしています。 【構造材を乾かす】 【濡れた断熱材は乾くことは無い=撤去】 【濡れたボードは乾く、が、乾いても“不揃いの粉状”になり建材としての意味を為さない=撤去】 少しでも小屋裏に空気を通して、構造材の湿気を取り除くこと。河川の氾濫や津波被害の時の床下・床上浸水の時と同様に考えて下さい。天地が逆になっただけで対処方法は同じです。 それと併せて、シート掛けが進まない事にはどうにもならない。 1度掛けたシートやウェイト用の土嚢袋も1〜2ヶ月で劣化します。部分的に掛け直しや上から新たにカバーする必要もあります。屋根の上で紫外線を浴びていれば当然です。残念ですがあくまでも応急処置。 『指に怪我をして、応急手当てで絆創膏を貼る』…その絆創膏は、生活していれば擦れたり手を洗ったりで1週間も初めのままの状態を保てませんよね?それと同じ事です。 傷が治らない(瓦の葺き替えが終わらない)までは、どうしてもこの作業が出て来ます。手探りで始められた物が、積み重ねたノウハウでより耐候性の高い物(金額も高い物⤵️)を使用されており、掛け替えスパンを延ばせるようになるとは思います。 構造体に限らず、雨漏りの影響で家財にもカビが生えているお宅で、家具の解体搬出も有ります。避難先に家財を丸ごと退避出来るスペースは有りません。 家具の搬出に関しては利用するのが軽トラという事も、搬出先の事情もあり現場で解体が必要なケースも有ります。 ■DAWさんへ行ってみて。 ①屋根に上がれる方(“上がれる”だけでなく両手が塞がる作業も可能な方) ②濡れたブルーシートの上でも歩ける方 ③過信せず、万が一の落下が起きたら、こうした作業全体に影響が出てしまう事を肝に命じられる方 上記を満たす方でそれなりの足回りを持っている方は、ぜひDAWのボラセンに✋。男性女性問わず、高所作業経験があれば気持ち良く作業に送り出して下さいます。 また、地上サポートの手子が居ないと非常に困ります。上がるのは無理でも、サポートに加わって下さい。 ・張り方自体は教えて貰えます。 ・個人的な感覚だと3寸勾配程度ののろい屋根であれば高所恐怖症以外の方は乗れると思います。 ・仕事で乗ってた屋根は200棟位の私で、怖いなと感じるのは7寸勾配を超える建物で、太陽光パネルの上を歩く必要がある建物。経験者ならこれが基準となると思います。 ・DAWさんでも安全帯の用意が有ります。今回持参すれば良かったなと思うのはインパクト。台数が足りず、作業途中の貸し借りが少しロスです。 ■今後のニーズ変化 愛・知・人の赤池さんのお話では7月後半から、ブロック解体の案件は片付けが進み屋根の案件が残り続けるだろう、とのこと。 私たちが伺った時も日曜が唯一の晴れ間。【休日でボラが集まる】【高所作業可能なメンバー】【降雨が少ない】この条件を満たさないと作業が出来なくなる為、思うように捗りません。 先日の日曜が過去最高の人数で屋根案件に取り組めたとの事でしたが、1日フルに動いて3チームが6軒に入るのが限界。 それを踏まえて、テクニカルボラは是非DAWさんに足を運んでバトンを繋いで欲しいと願っています。 屋根作業と言っても精も根も尽き果てるワケじゃあないよー。小高の1日のがヘビーな時もあるレベルです。こんなチャラっとした姐ちゃんでもやれる作業だ。漢ども❤︎立ち上がれ❤︎ 俺ももう1度のチャンスを狙ってるよ。 諦めない。現地作業でもいい、資機材支援でも、資金支援でもいい、待ってる人がいるんだもの、ね。【facebookの記事転用】

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