今回の活動は、1年経った3.11の追悼式に出席するという目的もあり週末3日間の強行スケジュールでしたが、初参加7名を含め12名が参加。 1年が過ぎ、私達の活動も物質的な支援から精神的なサポートにシフトしています。 炊き出しは孤立しがちな仮設住宅の方々を誘い出す意味合いで行い、メインは集会所内でのコンサートと整体マッサージで、人と人とのふれあいを目的としました。 また、今回は新しい試みとして、mother’sクラブの発案で、「未来を担う子供たち」への支援をしたいということで調べたところ宮城県の養護施設は仙台市内のみでした。 支援を申し出たところ、「うちの子供たちは、ボランティアに慣れすぎて困っている。 逆にai-chi-jinと一緒にボランティア活動をさせてください」というお答えでした。 大きな被害はなかったこともありますが、ボランティアの在り方を考えさせられました。 そこで仮設住宅の自治会長に「老人ホームすみちゃんのいえ」を紹介いただき、 そちらでの活動となりました。仮設住宅からほど近い場所にあり、入所の皆さんは 家族や家を失った方で私達の歌とマッサージでひと時悲しみを忘れ、ふれあいを楽しんで頂くことができました。 コンサートでは、先日完成した「愛知人~愛を知る人々~」のお披露目をしました。一緒に口ずさみながら目には涙が浮かんでいましたが、コンサート終了後は澄んだ笑顔に変わっていました。 また、毎回現地視察のガイドをしていただいている鈴木氏も帰省中だったため、今回もガイドをしていただくことができました。 初参加のメンバーには、1年たった今も残る惨状を目前にした衝撃は大きく、 鈴木さんの「これは瓦礫じゃないんです!財産なんです」「ボランティアの心を皆さんが広めてください」という言葉がとても響いたようです。 追悼式は「青いこいのぼりPJ」(http://www.wadaiko.info/ritsunoyume/koinobori.html)による式典でした。 自治会長の隣に住む男の子3兄弟のうち弟と祖父母・母を亡くしたお兄ちゃんが空から弟達が見えるようにと、こいのぼりを集めたことから始まったPJです。 そのお宅は自治会長のお隣だったため、今回私達も出席させていただくことができました。 今回も多くの方々のサポートがあり、現状を知り、自分の出来る範囲の行動をし、 笑顔に触れ、ai-chi-jinメンバーはまた新たな思いを胸に、成長したと思います。
<活動内容> 1.1年が経った被災地での追悼イベント「青いこいのぼりPJ追悼式」に参加 2.五平餅の炊き出し・整体マッサージ・なごやんを食べながらのミニコンサート (初日:老人ホーム「すみちゃんのいえ」・2日目:矢本運動公園仮設住宅にて) 3.被災地の視察をし、現状を見て、友人・知人に伝えai-chi-jinの輪を広げる
<参加メンバー> 男性6名・女性6名
<活動先> ・老人ケアホーム「すみちゃんの家」(http://www10.ocn.ne.jp/~kouka/) 〒981-0413 宮城県東松島市新東名4丁目11番地の14 ・東松島市矢本運動公園応急仮設住宅 東・西ブロック(約400世帯・ 1000人) 〒981-0502 宮城県東松島市大曲字堺堀80
<活動詳細> 1日目 ・現地ガイド鈴木氏による被災地視察(大曲浜地区→野蒜駅→成瀬第二中学校体育館) ・地域密着型グループホーム「すみちゃんの家」(入所者10名・職員5名)にて 五平餅・なごやんとお茶を振る舞い、上田和寛氏のミニコンサート・整体マッサージ ・在宅被災者(鹿島さん・千葉さん)宅訪問し、挨拶・現状把握 2日目 ・矢本運動公園仮設住宅東集会所脇にて五平餅の炊き出し ・集会所でなごやんとお茶を振る舞い上田和寛氏のミニコンサート・整体マッサージ
<今後の活動予定>
・4月 1日:今池祭にて活動報告・CD販売・とんぼの会の作品展示販売
・4月 8日:花見会&報告会(メンバーの交流及び活動費集め)
・4月 21日:「上田和寛大阪城ワンマンライブ」に参加。
ブースを設置し「とんぼの会」の作品展示販売
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