2022/10/24 令和4年台風15号(静岡市清水区)
- 愛知人
- 2022年10月24日
- 読了時間: 2分
報告者:アイコ
メンバー:ハヤシ(集結)・ムラタ・スズキ・(一般ボラ)3名
活動場所:清水区横砂中町地区
【活動内容】某宅様の床下の水出し(泥も含む)
床下に泥と混ざる水をバキュームで吸い上げる。
泥の中に断熱材がちらほら落ちて混ざっているので、探しながらバキュームで吸い込まない様に(詰まる原因なので)分別して撤去、、など。
バキュームが届かない部屋の押し入れに、点検口をもう一つ作らせていただき、開口部を2箇所にした。
風呂場床下に残っている水がある所は継続で申し送り済。
作業後 サーキュレーターを3台設置してこの日は撤収。 ------------------
築年数が、数年しか経っていない ほぼ新築のお家。若夫婦でお住まいで、一階のお部屋は家財道具を運び出した後、ほぼ何も置かれておらず、くつろぐ時間も無いままに、床上深水被害から約一ヵ月が経過した事に改めて切ない思いがした。
私達が作業中、玄関横の階段の所に座り書類を整理していた住民の奥さん。
養生された部屋に私達が始終出入りするので、外気温と同じく室内も寒い。しかしずっと穏やかな笑顔で見守って下さった。
(ご相談の結果、壁も剥がしたいとの事で継続案件、お風呂場下の一部水出しと同様に壁剥がしも継続でボラセンには申し送り済)
作業中、お隣さんがたびたび話しかけてくれた。『うちは大丈夫、だからお隣さんを助けてあげて』『うちはすぐにボランティアも来てくれて荷物も運び出したし、もう業者にも依頼したから』とおっしゃるが、、、
1人暮らしというお隣さんは、玄関内部の土間から水が吹き出し二階へ避難。1時間後に、2階から懐中電灯で(停電してたので真っ暗闇の中で)恐る恐る階段を眺めたら、途中まで水が来ていて、もうダメだ』と思ったそう。しかし『命が助かっただけでもいい』と笑顔でお話しする姿、、。そのお話しの状況から、私達が今作業している若夫婦も同じ恐ろしい思いをしただろうと想像できる。
『清水区内で、3000件以上、床上被害があるなんて知らなかった』『ボランティアさん達でこんな事をしてくれるなんて思いもしなかった‼︎知り合いにも伝えてみます』と若い奥さんがおっしゃる笑顔に、こちらとしては胸が痛い気持ち。
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