報告者:角
1件目、若山町 2件目、飯田町
この日の最初の現場は、珠洲市中心部より西の山間部若山町のお宅。発災後、高齢の依頼者さんが自分で2階屋根に登って瓦のずれを直したとの事。雨漏りが心配で再点検し、出来れば棟にシートを掛けて欲しいとの依頼。
まずは安全確保の為の親綱設置。梯子を固定して、落下防止の為のベルブロックを取り付け。反対側に子綱を放り、赤池さんが棟に上がるのを反対側から確保。
親綱の固定は山側は杉の木、隣の棟側が無いため軒桁にアンカーをネジ止め。更にブレ防止の為に軒の両端から庭木と軽トラを配置して、固定した。(図参照)
屋内の点検結果、雨漏りが有ることを確認。平瓦は破損が2枚、支持銅線切れが数ヶ所。破損は予備が保管されてたので交換。他はエースクロスで固定した。
その後、キャッチャーを仮留め。11mの棟にターポリンを2枚に分け、半分を片側を取り付け。次に雨漏りしてる場所の上に軒を挟んで縦に5mのシートを設置。その後、残りのシートを棟に設置した。
屋根上の作業は赤池、殿村、鈴木が担当。ターポリンの切断、胴縁の取り付け等は野間口、角が担当。ターポリン準備後、角は屋根上作業に移った。
作業は特に問題も無く、15時には終了。依頼者さんに仕上がり写真を見せて説明。安心され、とても喜ばれてました。後、親綱の設置やブレ防止の為の子綱の設置に付いても安全意識の高さに感心されてました。
作業後、センターに帰投。時間的に早かった為、短時間で終わりそうなブロック塀の撤去に向かった。2件目はセンターの近く、以前愛知人が数日瓦屋根にシートを張った所だそうです。
塀は殆どが地震で倒れ、倒れた部分は一度撤去されたそうですが、残りの部分もぐらつ居ているので撤去と成りました。
作業は頂上部が鉄筋で連結されてたので、サンダーで切断。縦の鉄筋は通しではない為、ブロックを1個ずつ持ち上げて外した。外したブロックは重い為、大ハンマー🔨で叩き割った。
作業は30分殆どで終了。通りに面した塀だったので依頼者さんも安心された様子でした。
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