2024/6/24 令和6年能登半島地震 珠洲市
- 愛知人
- 2024年6月23日
- 読了時間: 3分
活動人数4名
活動件数2件、完了件数1件
1件目
メンバー たもっちゃん、せいちゃん、小林
活動場所 飯田町
活動内容 床下泥出し
湿度の高い梅雨時の空気。夏の蒸し暑さにはめっぽう弱い自分ですが、まだ、太陽さんはそれほど強くはないので耐えれました。依頼内容は、キッチン床下の泥出し。玄関まで、お宅を汚さなように養生をし、壁や床の模様が剥がれないように養生テープではなくマスキングシートを使ったり、カッター、はさみ等の道具も養生シートに置くなどの気遣いをして、キッチン内の床下収納より、床下にモグリました。泥の堆積高さは、5㎜程度と薄かったですが、依頼主さんの心配をなくすために、丁寧な作業を心掛けました。
(報告者 小林)
2件目
メンバー たもっちゃん、せいちゃん、小林
活動場所 野々江町
活動内容 玄関、窓の引戸戻し
依頼内容は、地震の後、外れたり、動かなくなったスライドドアの応急修理。外れたドアの代わりには、ブルーシートで雨が入らないような処置がしてありました。いずれも、ブルーシートを撤去し、スライドドアを動かなくても、とにかくはめ込みすることを依頼されました。交通量の多い道路に面したお宅で、大きなブルーシートがドアにかけられていることを、依頼者様も大変気にされていました。被災から、もうすぐ半年。こういった案件も、ひとつずつ、確実にお手伝いしていきたいなと思いました。今回、作業させていただいたのは、4ヶ所。
ドアの開口部を木材を支えにジャッキで開き、ドアをはめ込むのですが、そのうち、縁側のドアは、困難を極めました。材木がしなる直前までジャッキアップしたのですが、ドアのはめ込みをできず。依頼者様が、「しなりにく金属を支えにしたらよいのか」とお聞きになり、金属の支えを持っていそうな、同級生の大工を電話で呼んでくれました。その大工さん、縁側を鋭い目で見るなり、縁側の中央のツカを切る提案をされるやいなや、縁側を下からジャッキアップし、ツカの下を斜めにノコで切り始めました。ノコも切り口に挟まれ止まることもなく切り進めることができていただけでなく、切っている間にスマホの電話に応じる余裕がありました。切り終え、ジャッキアップを解除すると、縁側の中央部が大きく沈みました。そして見事、スライドドアはめ込みできるだけでなく、自由に開閉できるようになりました。ツカの切り口は、斜めに切られていますが、後でくさびを打って縁側の安定度をあげるためだそうです。ツカをきるという判断と行動は、自分にとっては大胆すぎて実際にできるかどうかは難しいですが、大変勉強になりました。同級生の大工さんは「今日は俺もボランティアだ」と言って帰って行きました。
(報告者 小林)
支援物資配布
メンバー せいちゃん、エイミー
支援物資配布先 上黒丸小学校避難所・上山避難所・大谷小中学校避難所ほか
支援物資 BIGUP石巻さんからご提供品
炊き出し終了から久々に訪れた上黒丸・上山地区避難所でした。水も復旧したお宅もあるようでしたが、仮設住宅に入れなくて未だ避難所生活の方々もまだいらっしゃいました。長引く避難所生活で野菜料理不足等あることから、野菜ジュースも大変喜ばれました。また初めての大谷地区の避難所にも物資をご提供させて頂きました。水の復旧等もまだの地域もあり被害が大きいお宅が多いにもかかわらずボランティア支援も殆どないとの事。困られていらっしゃる住民さんがまだまだ多い地域である事を知りました。珠洲の隅々までは、まだ支援活動は行き届いておらず、これからの珠洲の方々へと自分達が何ができるのだろうかと考えさせてくれる支援物資配布活動となりました。
(報告者 後藤)
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チャリティーグッズについて: https://www.aichijin.org/charity
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