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2024/05/17 令和6年能登半島地震 珠洲市

2024年5月17日(金曜日)136日目

活動人数12名

作業班活動件数3件、完了件数2件

Aチーム

メンバー 鈴木、殿村

報告者 殿村

飯田町

海から20メートル。

津波被害床上30センチのお宅。

築20年、3階建てにも関わらず、耐震補強がしっかりされているようで、家の歪みが殆どなく、1階の濡れた畳は一般ボランティアが搬出済み。

今日の依頼は、床下の乾燥具合を見て、今後の方針を相談してもらいたいとの事。

実際に床板を外すと、中はベタ基礎でカラカラに乾いている状態。

次回、本作業として床下の砂を取る予定。

被災者さん、最初は何か少し投げやりな印象で、とっつきにくかったですが、作業が終了し道具を片付けている時に、今回の出来事を話してくださいました。

実は息子さんの家族が全て亡くなられ、息子さん1人だけ生き残り、今金沢でひとり茫然自失として仕事のみをされているとの事。依頼者のお母さんはその息子さんの状況に、親として必死に耐えておられるご様子。思わずあまりにの状況に私も涙が頬を伝ってしまいました。かける言葉も見つけられず、ただ次回の本作業を約束するしか出来ませんでした。

うーん、、、

辛い。

その後、Bチームにに合流。そこでもらった蛸の味噌和えを昼食に頂いて、昼過ぎに珠洲をあとにしました。

今まではどちらかというと、九死に一生を得て助かった人のお宅が多かったですが、今回の遠征は家族を失われた方のほうが多く、より切実な哀しみを感じました。

又、パワーを注入し直して珠洲に戻ってきます。



Bチーム

メンバー 中井、平野、小関 

報告者 小関

三崎町の倒壊した納屋の日差しの片付けを行いました。ご主人は、難聴の為コミニュケーションが取り難いとの事でホワイトボード等用意して伺いましたが、中井さんの声通りの波長が良く、スムーズに作業内容等の確認がとれ、作業に入る事ができました。

作業前に86才のご主人と話になりましたが途中で黙られてしまいましたが、その後、ボランティアが来てくれて嬉しくて泣きそうだと笑顔にお話されていました。また、作業終了時に書類を見てほしいとの事で、中井さんが対応して市役所と連絡をとり、外に出て来たご近所さんに立ち会っていただき一緒にご主人に説明を行いました。

作業は、入り口横の納屋の日差しが倒壊し側溝、隣地に被っているので、瓦を外してほしい、他は自分でやるとの事、瓦を外して野地板等を解体し、指定場所へ移動した。午前中途中から、Aチームが合流してスムーズにに午前の作業終了。午後より作業再開しようとお邪魔するとトラクターがあり横の片付け予定の土壁を殆どご自身でされていました。その後ご主人とお話しすると、実は住宅側の倒壊した納屋の瓦も頼みたかったとの話、他も大破な事になってるのに自分だけボランティアにいろいろやってもらうのは申し訳ないとの事、土壁代わりに瓦の片付け移動を行いました。作業完了しました。





Cチーム

メンバー 野間口、馬場、鈴木、森田、永里、玉屋、安藤

活動場所 宝立町

屋根ブルーシート張り案件。

家から出した物を倉庫に保管しているが、雨漏りで濡れてしまっているので屋根にシートを早くかけて欲しいとボランティアセンターに依頼。依頼者は遠方に避難中のため親戚の方が作業立会い。初めての屋根作業4名と共に6名で作業開始。元々あったブルーシートを外して瓦の整理、土の土嚢袋詰め、緩衝材のアンコの取付けまで実施して本日は作業終了。別途、本シートの張り付けを計画します。

棟の長さが16mと長く、大きめの能登瓦のため一日で終えることができませんでした。

作業中に隣で在宅避難の方が雨漏りがひどくてボランティアセンターに電話してもつながらないと相談されたの、昼休みにボランティアセンターに繋いで連絡が取れたとお礼を頂きました。

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