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2024/07/03 令和6年能登半島地震 珠洲市

Aチーム

1件目

メンバー 野間さん、殿村、浩美

活動場所 三崎町雲津

活動内容 玄関引き戸調整、建具調整

建具の調整5箇所目が、ジャッキをかけても鴨居が上がらず、真ん中で盛り上がっている敷居を下げる作戦に出ました。畳を上げ、床板を剥ぎましたが、敷居の下には束がなく、地面が盛り上がってしまったようです。平均年齢高めの3人の知恵を絞っても、なす術もなく途方に暮れてしまいました。被災者さんご夫婦も、もういいよと言ってくださいましたが、少し悔しかったです。

(報告者 浩美)



2件目

メンバー 殿村、中井、浩美

活動場所 上戸町

活動内容 玄関ウインドーガラス撤去

お店のショウウインドウの撤去。パリパリに割っていいのかと、ハンマーを手にしてガラスに近寄ってみたら、思っていたより大きくて、分厚い。2,200×1,400、厚さ10ミリほどでした。3人で持ち上げるもなかなか持ち上がらず、苦戦。なんとか植え込みを避けつつ軽トラの荷台に倒し込む。その後、塞いで欲しいと聞いていたので、野地板で目の字型に下地を作り、ブルーシートを張り、また野地板で押さえて完了。暑い中でしたが、大きな男性も植え込みに潜り込んでビスを打ったり、脚立での作業。被災者さんがいらっしゃらなかったので、これからの方針が分からず顔の見えない支援はちょっと難しいなって感じました。

(報告者 浩美)

今、拠点は週末はもちろん、週中でさえも、沢山の方が都合をつけて珠洲の為に駆けつけて下さっています。被災者さんの為に、技術を習得したい熱い思い。

(報告者 殿村)



Bチーム

1件目

メンバー 中井、小林、さゆり、嶺ちゃん、ともちゃん、レイア

活動場所 三崎町

活動内容 室内案件

地震で壊れてしまったお部屋を修理するために、そのお部屋にある箪笥たちを別の無事なお部屋に移動させるお手伝いをしました。大きな箪笥は4〜5人で声をかけ合いながら安全に運び、手が空いたメンバーは常にほうきや掃除機で綺麗に。息のあったフォーメーションで、家主さんが一緒に立ち会いながらの作業だったこともあり、午前中にスムーズに完了しました!

いろいろなお話を聞かせていただきながら作業し、休憩時間に、隣接するお寺の本堂も見学させてくださいました。立派な本堂ゆえに修復が大変な面もあると思いますが、その場所に詰まった思い出もいろいろとお話くださったので、地域のためにも良い状態で残って破しいなあと願うばかりです。帰りに、来ていたメンバーみんなに『能登珠洲の民話引砂のさんしょもん』という民話集を家主さんがくださいました!読むのが楽しみです!

(報告者 レイア)


2件目

メンバー 野間口、嶺ちゃん、レイア

活動場所 三崎町

活動内容 引戸案件

以前別件で入ったことのあるおばあちゃんのお宅に入りました。今回は、前回おばあちゃんが頼めなかった、閉まらない納屋扉を閉められるようにする作業と、床が脆くなってしまったお部屋のお片付けの作業でした。扉の方は、一緒に行った野間さんがあっという間に直してくださいました(あっという間過ぎて写真を撮り損ねました・・・)!なので、野間さんはおばあちゃんが登り降りに困っていた玄関口の踏み台回りに、もう一つ踏み台を作ってあげました。おばあちゃんに何度か試し乗りしてもらって、やっとしっくりいくポジションに。「いっぱい試行錯誤してくれてありがとうねえ」と嬉しそうに言ってくれていました。野間さんありがとう(^^)

お部屋の方も、床はだいぶ傷んでいたのでブルーシートで補強しましたが、荷物を片付けたら「一人ではできないから本当にありがとう、本当に嬉しい」と何度も何度も喜んでくださいました。嶺ちゃんが前回も入っていたので、今日もずーっとおばあちゃんの話し相手をしてくれていて、おばあちゃんもすごく嬉しそうでした。嶺ちゃんありがとう(^^)

何より、今日午後から入るために調整してくれた保さんが、丁寧におばあちゃんのお話を聴いてきてくれていたようで「あのお兄さんにもありがとう」と何度も言われました。保さんにもありがとう(^^)

終わった頃にヤクルトを差し入れてくださったおばあちゃんにもありがとう(^^)「ありがとう」が飛び交う現場は、私たちの気持ちも前向きにしてくれます。

(報告者 レイア)



3件目

メンバー ともちゃん、さゆりさん、小林

活動場所 宝立町

活動内容 室内案件

午後の珠洲は、青い空見え始めた一方、少し蒸し暑さを感じました。訪問させていただいたには、修理再建を目指してるお宅。お宅の前は、晴れていれば、河口の堤防と海と立山連峰が続く絶景のオーシャンビュー。愛知人のメンバーも何度かお手伝いさせていただいているお宅です。これまでのメンバー熱い願いに思いはせながらの作業です。床上浸水したため断熱材をはがすため、まずは壁をそれぞれ、もくもくと壁をはがしていきました。割れたガラスも、しっかりブルーシートが貼られているため、室内に風が通らずでしたが、もくもくと。壁をはがした後の清掃作業では、ボランティア活動に対する思いをメンバー間でシェアして結束を強くすることができました。まだまだお手伝いをさせていただくお宅ですが、最後まで、しっかりと取り組みたいと思います。

(報告者 小林)


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