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2024/07/13 令和6年能登半島地震珠洲市

活動人数35名

活動件数9件、完了件数8件

Aチーム

メンバー 殿村さん・浩美さん・ハラケンさん・エイミーさん・宇野

活動場所 飯田町

活動内容 屋根シート張り

珠洲ボラセン付近のお宅の屋根作業。応急判定では赤色の紙が貼ってありましたが、家主さんは住み続けたい意向との事。早速殿村さんが屋根上に上がり、状況調査し補修方法が決まりました。今回、新しい工法で、キャッチャー+ターポリンだけでなく、さらにキャッチャー+マイカ線固定という方法で施工しました。割れた瓦もなく、土嚢も用意が困難な状況で、ターポリンをマイカ線で押さえるという、殿村式の試験的工法です。私個人的には屋根2回目ではありますが、少しずつ屋根の作業内容の意味合いなどがわかる中で、諸先輩方のご指導のもと、できる事をもっと増やして行きたいと思った次第です。

(報告者 宇野)



Bチーム

メンバー 赤池さん、野間口さん、佐野さん、小林さん、まいまい、久保さん、江藤、午後から、殿さん、浩美さん、エイミー、加川、肥田木

活動場所 正院町

活動内容 屋根シート張り

ブルーシート張り補修。以前業者さんがブルーシートを張り2度張り直した雨漏り案件。屋根に上がり雨漏り箇所のブルーシートを剥がしてみると、計4枚はシートが重なっている場所。棟には穴が空いていて、ブルーシート合わせ部分は胴縁固定のみ。ただ、参考になったの業者さんは能登ならではの雪止め瓦に胴縁を指し込み合い。それを重し代わりにしたいって意向の業者さん。その発想に乗っからせて貰って、それを多数追加しブルーシートの簡易固定とさせて頂きました。その業者さんも今日来てまして採寸し、見積もりし、秋口には修理しますと仰っておりました。

(報告者 江藤)



Cチーム

メンバー たっきー、篠原、渋谷、安藤

1件目

活動場所 三崎町

活動内容 屋根シート張り

昨日からの継続案件で納屋の屋根作業。平瓦を再度入れ直して一部固定。崩れた棟瓦は整えて防水テープで固定。ブルーシートを三つ折りにして棟にかぶせました。シートの剥がれ防止はマイカ線としました。

(報告者 安藤)



2件目

活動場所 宝立町

活動内容 室内案件

継続案件の室内壁剥がし。石膏ボードのビスを取ってから一面ごと外しました。

(報告者 安藤)



Dチーム

メンバー 平野利樹、森本早起、猪子香織、高橋佳奈美、加川、肥田木、吉村勉、村上美咲

活動場所 野々江町

活動内容 ブロック塀解体

50年前にお爺さんが作られたブロック塀が壊れ傾いてるので撤去してほしい!とのこと。作業するにあたって、タイムキーパー(肥田木さん)が休憩を取っていただいたため、作業がスムーズにおこなえた!依頼者さんからは、凄く綺麗になった!ありがとうございますと喜んでいただいた。メンバー全員、今後の活力になりました。

(報告者 平野)





Eチーム

1件目

メンバー レイア、千田、石黒、伊藤、石田、今井、安藤

活動場所 三崎町

活動内容 家財出し

午前中は家財出し。解体も迷ったものの、80過ぎたおばあちゃんがここを離れたくないと住み続ける選択をしたお宅でした。今日のメンバーは、宮城から一緒に来た東日本大震災の時のボランティア仲間の千田さんと、岐阜から来たの皆さんと、愛知から来た春日井市社協の皆さん。各々が自分たちの持参したものや経験をすごく活かしてくださり、素晴らしいチームワークでした!愛知人での下見はできていなかったので、事前資料からみんなで想像を膨らませながら作戦会議。2階から家財や畳を出す作業と、1階の畳の張り替えの作業と、家の外出から瓦と壁材を分別する作業がありました。現地に着いてから、必要な作業や動線を家主さんも交えて一緒に確認し、搬出チーム、畳チーム、分別整理チームが自然とできました。まず、岐阜チームがジャッキを持って来てくれていたのが素晴らしかった!地震で歪んでしまったために開かなくなっていた扉があったのですが、そのジャッキのおかげで扉が開くようなり、大きな家財を運び出しやすい動線が確保されました。そして、春日井市社協のお二人も、2階から重いものを運ぶ作業に大活躍!各々が自分のできることを考えながら、家主さんのことを考えながらしてくださったおかげで、1日かかると思った作業がとってもスムーズに進み、半日で終えることができました。終わった頃におばあちゃんと、応援に来ていた娘さんとお話したのでずか、おばあちゃんもとっても喜んでくださり、娘さんも「これでお母さんが10年長生きできます」と喜んでくださりました。私たちは「10年と言わずもっともっと長生きしてくださいね」と返しました。参加してくださったチームの皆さんからは「人手がないとなかなかやれないことだと思うから喜んでもらえて良かった」「ボランティアさんが気持ちよくやってくれるから励みになる、と言われて、自分たちの方が励みになる」との感想をいただきました!

(報告者 レイア)



2件目

メンバー レイア、千田、石黒、伊藤、石田、今井、安藤、野間口

活動場所 若山町

活動内容 扉案件

午後は、昨年も屋根の応急処置で入ったお宅に行きました。納屋の扉が、地震で4枚中2枚壊れてしまい、開かなくなってしまったとのことで、午前中のチームに野間口さんが加わってくださり、のまさん棟梁に学びながらの作業に!のまさんの動きに「何でそこに胴縁を貼るんだろう」「何でそこにビスを打つんだろう」と思ってしまいますが、みんなで考えたり質問したりして、時に「こうしてみたらどうでしょう?」とも提案しながら、進めることができました。技術を身に付けることでできることの幅が広がることを実感しました。ご依頼主のお母さんが「見た目が変わってくれるだけで気持ちも変わります。ありがとうございます」と喜んでくださったので、2時間ほどの短い時間でしたが、お手伝いできて良かったなあと思いました。

(報告者 レイア)



3件目

メンバー レイア、千田、野間口

活動場所 三崎町

活動内容 扉案件

午後の1軒目が早く終わったので、何度かお伺いしている三崎町のおばあちゃんのお宅に行きました。前回入った時に、台所の扉が閉まらないことも相談を受けていたので、1時間弱だけお邪魔して、のまさんがドアの下部を3mmほどカット。スムーズに開閉できるようにしました!ちょっとずつおばあちゃんの笑顔が増えいくのを見て、私も嬉しいです!

(報告者 レイア)



Fチーム

メンバー 赤池、永田、外山、塚田、松本

活動場所 正院町

活動内容 屋内案件

①はずれた襖をはめたり、動かなくなった襖の調整。②歪んだサッシの鍵の修理。③耐震のための筋交いの修理。地震の影響で家中の襖、サッシ、ドアがはずれてはまらなくなったり、隙間があいたり、歪んだりという感じ。依頼主さんは、襖は動けば一番良いのだけれど、無理なら両脇に寄せてはめてくれても良いとのことだった。①玄関入ってすぐの部屋の襖は敷居が持ち上がっていることに気付き、敷居をビス打ち。割とスムーズにはめることができた。残りのはずれたままの部屋は、時間切れで継続。②動きを確認すると、鍵は多少スムーズさに欠けるがハマるようになった。しかし、サッシが引き違えないというので調整してみると、手前のサッシを少し持ち上げるようにすれば、引き違える。動くところと比べると、金具自体が曲がってしまっていた。それ以上の調整は難しいので、依頼主さんに開け方のコツを伝える。廊下(縁側)と玄関のサッシは閉めたときにほんの少し隙間が開いてしまっていたところは、調整ネジを回してみたが、完全には直らなかった。隙間を埋めるのは他の方法をとるしかないかなと思う。③筋交いを確認すると緩んでいたので、正常なところと比較しながら、出来る限りしめる。筋交いが壁の中に入っているところは片側しか調整できないが、緩みは解消されたと思う。行く前に電話を入れたら繋がらなかったのだが、直接行くと、自宅にいらっしゃったので活動することができた。「もう見に来てくれたんですね。」ととても喜ばれていて、今日は残ってしまい、継続になってしまったが、「次の活動日は分かりませんが、電話をしてから来ます。」と伝えると、「今度は携帯電話をちゃんと持っています!」と笑顔でおっしゃっていたのが印象的だった。

(報告 松本)


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