2024年11月16日(土曜日)316日
活動人数34名
活動件数3件、完了件数0件
A チーム
1件目
メンバー たもっちゃん、木曽、まいまい、たっきー、加川(良)、加川(里)、小林
活動場所 三崎町
活動内容 屋根雨漏り応急処置
昨日からお手伝い継続のお宅。本日は、大屋根で古いブルーシートがかけっぱなしになっている側の作業となりました。
ブルーシートをはがすと、いつもとは異なる3種類の応急処置が必要な個所がありました。平瓦部が大きく窪んだ箇所は、上から防水シートを張りました。野地板の穴が開いている箇所は、そのまま防水シートだけを張ると積雪でシートが落ちる可能性があります。また、今回のお宅では野地板の上に土が5cm盛ってある構造のため、そのまま板を張ることができません。今回は、防水シートを張る前に、土の盛っていない妻に沿った垂木に胴縁の片側を締付、その反対側を残っている瓦の下に滑り込ませ、さらに追加の胴縁で格子状に補強しました。片側のけらばが大きく崩れ土壁も傷んでいる箇所は、残った垂木沿いに合板で庇を作り、その上にブルーシートをかけました。
いつもの棟に防水シートを張る作業は、シートを防水テープで張る所までは終わったものの、平瓦が不安定なためマイカ線をかけられず、後日、土嚢袋で抑えることとしました。今回のお手伝いで、また新しい応急処置方法をみんなで考えながら得ることができて良かったです。
(報告者 小林)
Bチーム
メンバー トッシー、カナ、トミー、トモカ、白石、堤、なおき
活動場所 飯田町
活動内容 屋根雨漏り応急処置
玄関で2ヶ所雨漏りしているのでなんとかして欲しいという依頼。棟には既にブルーシートが掛けられていましたが、いつか使うため(?)に積まれていた棟瓦が大量に置かれていたためそこで雨水が堰き止められて漏水してると推察。屋根に載っていた瓦を取り除き、土も取り除きました。
大屋根の東側にはまだ大量の瓦が残っているため継続となってしまいましたが、家主さんの希望である玄関部の雨漏り対応はできたと思うので、明日の雨で様子を見てくださいとお伝えしました。家主さんからは「長時間の作業ありがとうございました。」との言葉をいただきました。今日は暖かく、作業日和でした。
(報告者 なおき)
Cチーム
メンバー 西村、平田、平野、堂端、南出、野嵜、赤池
(午後から応援)ひのきしんセンター5名
活動場所 若山町
活動内容 土砂撤去
レスキューアシストさんが9月の豪雨にて自宅周りに流れ込んだ土砂(1ヶ月かけて1箇所に集めてくださったとのこと)を重機と人力で撤去。3トンダンプ10杯程との事でしたが、3トンダンプ10杯、4トンダンプ5杯でも作業終わらず…午前中重機1台と人力でダンプ5台分の土砂を撤去。
午後からはひのきしんさんが5名急遽応援に!重機もお借りしてバックフォー2台とマイクロバックフォー1台そして人力でほぼ完了。明日に、側溝の清掃と整地、5分の1程の土砂撤去を残して作業終了となりました。遅くまで皆さまありがとうございました!
(報告者 赤池)
Dチーム
メンバー 宮城、人見、ヤール、木村、永田、加藤、野間口
活動場所 飯田町、上戸町
活動内容 サンシェード設置
飯田第五団地5軒、上戸第2団地21軒の取り付け完了です。
(報告者 野間口)
Eチーム
メンバー 浦、聖、西脇、前田、須田
活動場所 三崎中学校
活動内容 炊き出し
炊き出しをしました。主旨は長引く避難所生活の閉塞的な生活から炊き出しをきっかけに、住民が集まり、会話し、少しずつ体を動かし、それをまた、楽しみにしていってくれるように・・・その一助になれないかという思いから活動しました。
第一印象は静かです。誰も外に出ていません。こんなにお天気が良いのに。少し寂しく感じました。炊き出しはお持ち帰りの方が大半でした。予定では集会所で食事後に軽い体操を予定してました。水前寺清子の(365歩のマーチ)を歌いながら手足を動かしていただこうと思って、歌詞を大きな紙に書き出して準備していたのですが、残念。炊き出しはお持ち帰りですぐ帰られました。数人残った方とは、血圧計を持参したので測ってお話を伺いました。
終了後は市内を廻り被害を目の当たりにして、あまりの悲惨な光景に言葉もなく、今もなお、時間のかかる復旧の現状にショックの連続でした。人が足りません。もっともっと皆さんの力が必要です。珠洲市の人たちは度重なる災害に心が折れています。優しい言葉が必要です。語りかける皆さんの目が、力が、人手がもっともっとまだまだ足りません。切に切に確信しました。
(報告者 須田)