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2022/4/2 福島県沖地震(国見町・桑折町)

報告者:殿村


本日は13名にて桑折町、国見町に分かれて活動。

4件のニーズに対して4件完了。

木曽班桑折町(別報告いたします。)


1件目は震災後、自分で張ったブルーシートの張り替え依頼。 このお宅は被害状況も軽度で、ぐらついた鬼瓦と落ちた鬼瓦を漆喰と銅線で固定すれば解決する状況でした。 しかしもう業者に見積もりをし近々に修理予定との事でしたので、とりあえず3000番のブルーシートに変えて、業者さんの作業迷惑にならないよう防水テープを直接瓦に貼る事もせず、土嚢だけで押さえてきました。


2件目はその斜め向えのお宅。 最初の依頼は倒れた隣家との塀の撤去作業。 こちらは、小川さんの指導の元、パワフル平山さん、渋佐さんが人間ユンボの如く作業され3時間余りで全て撤去

ところが、ここのお宅のご主人、実はいちばんの懸念は屋根の棟瓦。 上がってみると、陸棟は曲がりくねり、一部は落ちた状態。平瓦も50年以上経過しかなりの痛みよう。 ご主人に状況を説明すると、もう葺き替えをしなければならないのは重々分かっているが、 今までから自分で瓦をちょくちょく手をいれてきたので、今回も自分で修理するべくコーキングボンドと銅線を買ってきたので、これで修理して欲しいとの事。 社協の方が、「ボランティアですので、緊急のブルーシートしかできないんです」 「いや、ブルーシートは半年ももたないから、なんとか瓦でなおしてほしい」と、、、 社協の方、私の顔を見られどうしたらいいのか、目で訴えてこられ、、、、 今日も昨日に引き続きどうするべきか、悩みに悩みましたが、いちばん大切なのは被災者の思い、 雨漏りしなければ見た目はどうでもいいとの事でしたので、どうなるか分からないが、とりあえずやってみました。 最終的には上手く銅線とコーキングで固定でき、完成写真を依頼者さんにお見せした所、本当に喜んで下さいました。

あ〜、今日も被災者さんに喜んで頂けて、ボランティア冥利につきました。



報告者:木曽


桑折にての活動でした。 今回も新型コロナ感染拡大防止策をしっかりおこなっています。

メンバー5名

今回の案件は屋根だけでなく、壁も崩れてしまったお宅。 家主さんは解体を決めてられるようですが、家財が雨ざらしにならないよう屋根にシートを張ります。

屋根にあがり、割れた瓦を降ろそうと思いますが、コンクリート製の瓦はとても割れやすく慎重な作業になります。 その間に桑折町社協の方にシート、テープ、土嚢、野地板を運んでいただき、 残った瓦を並べて整え、壁と屋根上にシートを張って完了しました。

今回は遠藤さん、やっさんに屋根上デビューしていただきました。 ハーネスの装着、アッセンダーの使い方、作業手順など、あっという間に吸収され、チームの戦力がさらに上がって頼もしいかぎりです。


さらに、明日の案件のためにハシゴや綱を張って今日の活動は終了。



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