報告者:加藤
講師として4名参加。
「技術系災害ボランティア養成講座」3回目の今年は、水害時の床下作業の実地訓練を伊勢市社協の実際の備品を使って行うというものでした。
参加者は16名。参加者の方々はボランティアコーディネーターの方を中心に生協の社員の方など様々でした。
まず最初に愛知人メンバーによるデモンストレーションを行い、養生の大切さや声かけの大切さなどのポイントを説明しました。
その後、3人ずつ(1チームだけは4人)に分かれて「床の養生」「壁の養生」「安全装備の装着」「床下の泥だし」「中継作業」「上の作業」を行いました。上の作業の方には中に入ってる人に「大丈夫ですか?」と声をかけるようお伝えしましたが、自発的に声を出されるチームもあり、塩竹さんが事前に用意してくれた床下の再現模型のおかげでかなり活発な実地訓練ができました。
休憩後、外に出てバキューム、水中ポンプ、高圧洗浄機、噴霧器の体験をしてもらいました。
バキュームはペール缶にあっという間に水が溜まること、水が溜まると音が変わることを体感してもらったのは非常に良かったと思いました。
講座の最後に参加者さんが感想を述べられたのですが、
「机上ではなく実地訓練をしたことで気づけることがたくさんあって良かった。」「模型を使った体験だけでも多くの気づきがあった。これは一回では身につかないのでこれからも参加したい。」
と気づきの多い講習会になったようで良かったです。
完璧な準備をして下さった、伊勢市社協職員様、愛知人近畿支部長、片付けも含めてありがとうございました。おかげさまでリアリティー溢れる素晴らしい講習会になりました。
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