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2024/01/10 令和6年能登半島地震 珠洲市

  • 執筆者の写真: 愛知人
    愛知人
  • 2024年1月11日
  • 読了時間: 2分

報告者 赤池


日々、復旧復興は進んでいる様子。

のと里山海道、七尾市、穴水町、能登町を通って北へ。途中、かなりの雨足。

珠洲市に入り、宝立町を通る。全てと言っていい家々、街全体が崩壊している。言葉を失う。見附島も崩れ、軍艦のようだった精悍さを失っている。


9時前にベースに戻る。道の修復が進んだおかげで、4日前は七尾から珠洲まで3時間かかったが、今回は2時間強で戻ることができた。

9時半に飯田小学校で野菜の準備。それを持って岡田地区のビニールハウスの避難所へ向かった。

そちらではいちごを栽培していたハウスに25人が生活する。

豚肉、キャベツ、天かすで焼きそばを作る。


ビニールハウスの中にソースの香りが立ちこもり、食欲を誘う。40食。高齢の方も子供も美味しく完食してくれた。泣きべそをかいていた女の子が焼きそばを食べて機嫌を直し、おかわりをしてくれたのが嬉しかった。


午後、飯田小学校に戻り、岡山から炊き出しに来た夫婦を少し手伝う。今晩は豚汁だそう。

グラウンドでは昨日から自衛隊が設営した仮設の風呂が始まっている。少しずつだが、いろんなことが整っていく。


夕方16時。かなり冷え込んでくる。温度計は1度を指していた。寒い。


ベースの周囲を見て回る。4日前、倒れかけていた電柱がパキッと折れていた。路上に散らばる電線はそのまま。バリケードテープも張られてない。

市役所、社協にはトレーラートイレ、トイレトラックが設置されていた。ウォシュレットもついてキレイ。被災地でのトイレは大事。全ての被災者に安心して心置きなく使用できるトイレが広がってほしい。


直(タダ)地区、被災地外への集団二次避難が始まり、60名居た避難者が20名ほどに…残った高齢者20名どう支援していくべきか?明日は、20名に対しての炊き出しをしながら今後の相談、対応を考えていきたい。


今日で地震発生して10日目。次のフェーズも考えつつも、今、できる支援を一つずつやっていきたい。


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