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2024/04/19 令和6年能登半島地震珠洲市

活動総人数 14名

作業班活動件数3件中、完了件数2件

イベント準備

○作業班Aチーム活動報告

蛸島地区のIさん宅

活動依頼は一階部分が二階部分に押しつぶされた二階建て家屋からの貴重品の取り出しです。

メンバーは関東小島組の柏木さん

と岡田さん、柏木さんはご実家で阪神大震災に遭われ、岡田さんも東日本大震災で被害に遭われた経験をお持ちです。

それから赤池、ナツの2名を合わせた4名で。ご主人と奥様(現場監督)も一緒に。

ご主人さんと奥様から依頼内容の確認ののち、まずは玄関先に埋もれた木製の表札探しから。

赤池代表と私で検討を重ねたエリアを入念に探すしますが、なかなか表札は見つからず。

そんな中、被災経験のある柏木さんと岡田さんのご両人が目星をつけた玄関屋根をひっくり返すと

木製の表札発見。

その後、潰された一階のわずかな隙間から礼服、宝石類などを取り出し。

一階からの取り出しはこれ以上は難しいと判断して二階部分へ移動。床を切り開いての作業に。

この下に仏間があるだろうと思われる床を開いて遺影、ご遺骨も発見、取り出し。

最後に、おばあちゃんがとても大切にされてらっしゃった、おしゃべりできるぬいぐるみ人形の「のんちゃん」。

ご主人も奥様も、おばあちゃんご自身も強く希望されていたのんちゃんもタンスの下から無事に救出することができ、喜んでいただけました。



○作業班Bチーム

珠洲市蛸島

参加者:林氏、北村充成、北村翔平(3名)

報告者:北村翔平

個人宅(一軒家)の塀の解体。ブロック塀は前回解体が終了しており今回は木製の壁板、柱、瓦の剥ぎ取り、解体、道路前への運び出しを行いました。

木製の塀ではあるもののしっかりとした木材で頑丈に組み上げられており、解体、運搬はなかなか大変な作業でした。

災害支援活動の経験がほぼない我々親子でしたが、リーダーの林氏が的確に率いて頂き安全、かつ迅速に作業を完了することができました。

倒壊の危険性があるにもかかわらず、公費解体の対象にならない可能性のある塀の解体は被災者の方にとって精神的にも経済的にも不安や負担が伴うものだとリーダーから教わりました。

今回は依頼者様とお会いしてお話を伺う機会がありませんでしたが、私達の活動が被災者の方の不安・負担を少しでも和らげられたら幸いです。

被災者の方の直接的なニーズに携わることができ大変貴重な経験となりました。ありがとうございました。





○作業班Cチーム

活動場所飯田町

たもつ班、6人たもつさん、マイマイ、えのさん、須藤さん、オックン、コジコジ

作業内容

雨漏りをしている屋根一面の4回目のブルーシートの補修作業

たもつさんが家主さんから状況を聴き取り、全面展開されているブルーシートを剥がすことになりました。

片面を剥がしてみると、多少の歯抜けと瓦のずれがありました。

残っていた綺麗な瓦を歯抜けに差し込み、一部簡易瓦を使用し、ズレを直し片面完了しました。

もう一面もブルーシートを剥がし、一部瓦のズレを直したところで本日の業務終了。

継続案件として、明日瓦の差し込みで完了予定です。

家主さんも4回目ということで不安いっぱいであったと思いますが、えのさん、マイマイの声かけや、たもつさんの家主さんへの対話により、最後は笑顔溢れていました。

また、屋根上の難しい作業時に須藤さんとオックンがしっかり小綱を管理していただけて、安心して作業に集中できました。

また帰宿後の感想発表会もみなさま素晴らしい視点で発表され、とても感動的な時間となりました。

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