2025/05/01　令和6年石川県能登半島地震及び豪雨災害珠洲市

愛知人
5月1日
読了時間: 4分

2025年5月1日（木曜日）454日目

活動人数8名

活動件数2件、完了件数1件

〇社協ニーズ

Aチーム

メンバー　殿村、鈴木、ともちゃん

活動場所　飯田町

活動内容　屋根シート張り

以前、張られたブルーシートの張り直し作業。以前のシートをあんこにして、本シートはターポリンとマイカ線で仕上げました。ベテラン先輩方のマイカ線競争が始まり、楽しくサポートしながら丁寧に早く仕上げることができました。

活動後、今日プレオープンの『みんなのスーパー』へ行ってきました。最低限の日常品も揃っていていい感じのお店でした。用意してたお弁当もお昼には完売したようです。地元の皆さんが集まれる場所になりますように。

（報告者　ともちゃん）

Bチーム（午後）

メンバー　レイア、小林

活動場所　大谷町

活動内容　土砂出し

愛知人の黒Tシャツの背中が暑くなる快晴の一日。昨日に引き続き、同じお宅で中庭の土砂出しを実施しました。庭の泥出しは元の庭土と土砂の境界を見極める必要あるため明日からの本格作業に向け今日も試し掘りしました。また母屋から庭を横切る排水路は雨水がたまらないようレベル出しをしました。

住宅の解体がだいぶ進んだこの地域、電柱のケーブル取り外し作業が行われていました。ここで交通整理のお仕事をご夫婦でしていた能登町に住むお父さんのご自宅も解体が決まったとのこと。それがやりきれない気持ちでいっぱいと寂しそうにおっしゃっていました。

少しずつ未来に向けて進んでいこうとはげますことも大切。でも、今まで普通にあったものが無くなっていくことに対するお気持ちにもしっかりと寄り添っていきたいと改めて思いました。

（報告者　小林）

〇仮設住宅支援

Ａチーム（午前）

メンバー　小林、レイア、＋外浦の未来をつくる会3名

活動場所　高屋町第1団地

活動内容　サンシェード補強レクチャー

私たち愛知人で設置、補強作業を続けてきた仮設住宅のサンシェード。奥能登は時に強い雨風や雪が吹き付けることがあり、初期の施工では悪天候の時にバタつきが大きかったり、不具合や心配がありました。愛知人のメンバーが各々試行錯誤し、話し合い、安心して使えるようにと何度か改良を重ねてきて、現在の施工方法があります。本日で、総戸数732戸のうち640戸が補強でき、87％完了というところまできました。

住民さんが安心して仮設住宅でも暮らせるように、という大事な目的のもと、外浦エリアのサンシェード点検や悪天候時の応急対応について、地域で立ち上がった団体「外浦の未来をつくる会」とも連携していきたいという話に。本日午前中に、外浦チームの3名の方に、サンシェードの設置に関するメリット・デメリットやこれまでの改良の経緯、補強の手順などをレクチャーさせていただき、実際に作業をしていただきました。皆さん1発目のレクチャーで概ね覚えてくださり、実際にやってみてもらった際も、私たちが大事にしている部分や注意点も声を掛け合いながら綺麗に仕上げてくださいました。

サンシェードＢチームも、リーダーのハラケンさんを筆頭に豊田市から来てくれている20代の消防士2名が頑張ってくれていましたが、外浦チームの皆さんも一緒になって声を掛け合いながら共に学んで大事に作業してくれている姿を見て、なんだかじわっと涙が滲みました。私自身はあまりサンシェードに関われていませんが、これまで試行錯誤を重ねてきてくれた仲間や寒い中応急処置に走ってくれていた仲間、部材作りの内職を頑張ってくれた仲間、日々の進捗管理をしてくれている仲間、みんなの想いがこうして地域のチームにもきちんと伝わっているように思いました。

（報告者　レイア）

Bチーム

メンバー　ハラケン、柴田、伊藤

活動場所　高屋町第1団地

活動内容　サンシェード補強

本日は3ヶ月ぶりにボランティア活動に参加させて頂きました。3ヶ月前から早くボランティアに行きたいと思っていましたが、仕事や色々な事情により参加するのが遅くなってしまった分、少しでもみなさんの生活が快適になるようにという思いで活動を実施しました。

メンバーの熱い想いの詰まった補強部品を実際に各ご家庭に設置させていただきました。不器用で要領も良くない私たちでしたが、常に肯定的で優しく丁寧なご指導をいただきました。各ご家庭への声掛けという貴重な機会をいただき、住民の方とのコミュニケーションが信頼関係につながる大切なことだと気づくことができました。このサンシェード補強作業で、皆さんの生活が少しでも豊かになってほしいという願いを込めました。

（報告書　柴田、伊藤）