報告者:赤池
福島県沖地震災害支援活動38日目
2件のニーズ完了+ドローン隊による現調。
1件目は、以前愛知人で室内の作業を行わせていただいたお宅にて、その際に作業した以外の箇所で、瓦のずれが発生してきた場所があるとのことで伺いしました。
状況を確認させていただくと、大屋根西側で瓦がずれた箇所があり、置き直しを実施した。
その他に、大工さんが施工したブルーシート張り箇所にめくれてきている箇所が二つありそこに置かれている土嚢が紫外線に弱い白土嚢であったので、大工さんが張ったシートを養生として活用し、その上から4000番シートを張りUV対応土嚢に入れ直しマイカ線で連結し置き直し、雨漏りが始まった箇所もあるとのことだったので、確認すると増築した接合部分に隙間があり、コーキングで埋めて対応しました。
お住まいのお母さんは、80代とのことだったがTwitterを駆使されていてフォロアーがかなりの数のインフルエンサーで、災害にあってもその復旧状況を力強く発信されていました。そのバイタリティには敬服するばかりで、私たちも見習ってまた明日も元気に作業させてもらおうと思いました。
2件目
午後からの案件。
老夫婦の2階屋根に上がってみると、そんなに大きな被害はありませんでした。
被災者さんにお聞きすると、雨漏りもしていないとの事。
しかし、平瓦の歪みズレ等の修正をしてほしいとの要望をうけて対応しました。
又、ケラバ部分は漆喰で補修しました。
被災者さんは去年の震災時もセメントを使いご自分で棟瓦を補修されたとの事。
業者さんが後に入る予定もなく、社協の方との相談で、ボランティアとしてどこまでやるべきか、今回も少し悩みました。最終的には被災者さんの思いを最大限聞いて、我々のできるギリギリ問題ないところで要望にお応えさせて頂きました。
公平性、民業を圧迫していないか否か等々を思案しながら。
でもやっぱり被災者さんにどこまで寄り添えるかの基準で、判断いたしました。
依頼者のご主人、ずっと我々の作業をご覧になっておられました。
何はともあれ、下におりて行くと感謝の言葉を下さり、笑顔で我々をお見送り下さいました。
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