報告者:殿村
一軒目 国見案件
国見社協さんの案内でお伺いしたお宅、今日も留守宅でした。
社協さんによると、老夫妻のお宅、今回の地震で、奥さんが怪我をし入院されているとの事。
御主人はその間、仮の施設住まい。
坂道にある建物の為、下から眺めるとかなりの高さ。
しっかりと安全対策をするのが仕事でした。作業内容自身は瓦数十枚が暴れているのを元に戻すのと新たな平瓦差し替え5枚。簡単な案件で、10時過ぎには終了しました。
これで雨漏りはなくなると思うと社協の方にお伝えすると、依頼者のお母さん喜んでくださるかと思いますと社協の方も大変喜んで下さいました。
朝の冷え込みから、一挙に気温が上がる屋根上作業で、朝から汗だくになりましたが、綺麗に瓦を敷き詰め終えて気分爽快でした。
2件目は桑折案件。
昨日の午後作業した継続案件。
2階の屋根作業でした。
新たに親綱を張り安全確保。
依頼者さんの息子さんが応急処置に張った下り棟のシートを剥がすと、熨瓦下部ののモルタルは綺麗に残っている状態。
依頼者さんに聞くと、瓦屋さんには頼んでいるが、いつになるか分からない。たぶん1年半くらいは待たなければならないとの事でしたので、どうするのが被災者さんにとって、経済的、精神的に負担が少ないのか、、、
そのままの状態でもたぶん雨漏りはしないのではないかと思いました。
そのままで雨漏りしないのだったら、それがブルーシートもバタついたり劣化することもないのでいちばん安心。しかし、もしそのモルタルに亀裂が入っていたり、瓦土部分があってジワっと染みてくる可能性もあるのかと、色々可能性を考え依頼者さんに説明いたしました。
依頼者さんもしばらく思案されていましたが、やっぱりブルーシートを張ってほしいとの事。
昨日ボランティアデビューした半澤航太さんも、下でのサポート作業でしたがキビキビと動いてくれ、無事に3時前に終了しました。
依頼者さん大変喜んで下さり、ご自分で焼いておられる、ぐい飲み茶碗をおみやげに下さいました。
案件がなかなか減らないので、赤池代表もう一度社協に帰って次の案件に向かおうとされました。が、皆、急な暑さと高所作業の連続で疲れ切っていましたので、敢えて代表に私から今日はもう2件こなしたのだから、やめときましょう。ここで無理してもし事故を起こしたら取り返しがつかないので、今日は3時過ぎに終了。
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