NGO結さんのコーディネートのもと作業を実施。
1件目は、昨日からの継続で
2部屋の床剥ぎが残っていたお宅。
全員で作業を行いお昼前に完了。
完了挨拶したら、お話好きなお母様が、もうこれでボランティアさんはこないのかと寂しそうにおっしゃられていたのが印象的で、何か有ればまた伺わせていただきますと伝え、次の現場へ向かった。
2件目と3件目は、二手に分かれて作業を実施。
2件目は殿村、鈴木は仮ベース近くのお宅の床板剥がし。以下、殿村、鈴木チーム報告。
Aチーム
2件目報告
午後からは本隊と別れて、殿村組、愛知人の臨時拠点としてお借りしたお宅の真向かいの家。
裏から土石流が塀を破って入って来たとの事。
幸い床下浸水にとどまり、床板も畳も無事なので再生可。
ただ床下には10センチぐらいのドロ。
一般ボランティアさんが次回泥出しが出来るよう、床板を剥がす作業。
サッと床板がとれたので、被災者のお母さん、大変喜んでいただきました。
いつも常備されているのか、昼前にさっとインスタントのラーメンとコーヒーを下さりました。
帰りがけには、生活ゴミの出し方をお聞きしたら、村上市のゴミ袋も下さり、たとえ1週間足らずであれ、他府県ナンバーの車が停まっていることに怪しまれる事なく、近隣住民さんに安心して貰えて良かったです。
午後4時前に終了。
その後、拠点の玄関、台所等を掃除、整備。
3件目は、松本、加藤、了戒の3名で1件目の真向かいのお宅にて、昨日NGO結のオッキーさんが入った後の継続作業。
押し入れの壁除去、廊下の残りの壁剥ぎ、腐食した敷居の除去、昨日剥いだ土壁の土嚢詰め、雨養生の為に屋内に置いていた土嚢の搬出、下駄箱撤去を実施した。残った壁にカビが出ている箇所があったが、拭き取りとその後の消毒を住民様にて行うとのことで、方法をお伝えして、なにか困りごとが出ればボラセンに連絡を入れていただくようにした。
4件目は、今後使う為に保管している畳と修繕予定のピアノが、明日別部隊が壁剥ぎを行うにあたり邪魔になる為に移動し、壁に固定された金属棚も撤去した。
4件目がおわったあと作業終了として現地解散し、了戒は1件現調を実施。
現調先は、愛知人が床下泥出しを行ったお宅で、その後の乾燥がどうなっているのか全くわからない、送風機が貸し出されないなど不安と不満を訴えてこられてきていた。
訪問して、状況を確認すると大工さんが床剥がしをした一部屋だけは乾燥が進んでいて含水率は20%以下だった。しかし、なぜか水が染み出してきていた。
そのほかの4部屋はフローリングがそのままでかつ開口部もなかったり、危ないからと塞いでいる状況で、ダクトファンは1台稼働させているが含水率は設置の為の開口部直下で34%、奥まった部屋の塞いでいた開口部を開け直下を計測すると41%とまだまだ乾燥が足らずファン設置が必要と判断した。
精神的に追い込まれているようだったご高齢のご夫妻は、数値で状況がわかった事と今後乾燥促進の為にファン設置を調整することお伝えすると笑顔がでてきて安心されている事が伝わってきた。
了戒は現調を終え、ボラセンに戻り、NGO結のトムさんに本日の活動報告を行い、明日のニーズ対応予定を決めて、今日の活動を事故なく終えることができた。
明日は土曜日。被災者様も在宅できる為、たくさんのニーズ対応が必要そうです。活動に沢山の方が参加いただける予定です。できる限りの復旧を進めたいです。
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