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2023/05/28 令和5年能登地方地震(珠洲市)

A班

報告者:殿村

メンバー:(愛知人)なっちゃん、安藤、オッ君、鈴木、殿村、石川ひのきしん隊(石橋、矢田、後藤、浜田兄弟)計10名。

今日の現場は、本来なら明日、赤池代表が石川ひのきしん隊さんに講習を兼ねて、ひのきしん隊さん自らのお宅で作業の予定の案件を、しかし、明日が雨との事で今日講習会を兼ねながらの作業。 現場に着くと2階の大屋根と別棟の平屋部の陸棟がうねって崩れている状態。 とりあえず、天気予報と睨めっこしながら、震災後依頼者さんが自分で張られたブルーシートを剥ぎ、棟瓦を再生の可能性もあるので、ユニックで丁寧に階下へ。 瓦土を綺麗に掃除をして、ターボリン施工。午前中に無事、2階部終了。 午後からは平屋の同じような作業だったので、なるべくひのきしん隊さんに自主的にやってもらい、3時前に無事全て終了しました。

今日のひのきしん隊さんの中に、現役の瓦屋さんがいらっしゃり、プロの技とボランティアの技をすり合わせながら、でも私自身も大変勉強になりました。

又、お昼も素麺、豚汁、寿司、スイカ等々ご馳走下さり、最後にはビール1ケースと愛知人の活動資金にして下さいと金一封下さいました。 最後にご挨拶した時、依頼者さん、そのご両親皆様方が目に涙で、何度も何度も御礼を仰ってくださいました。 私自身も、3年前の台風で被災者になり助けて頂いた経験があります。 助ける側と助けられる側。 そのどちらも体験していますが、助けてもらう側の心の負担も半端無し。でもどうしようもできない時に愛知人のような存在。 まさに代表が目指すウルトラマンだと思います^_^




B班活動報告 報告者 佐野

・B班活動人員 愛知人4人(野間口、江藤、伊藤、佐野) ひのきしん6人

・ニーズ内容 ブルーシート張り

比較的低い屋根のお宅。ブルーシートを張ったが剥がれている状態。家の中の雨漏りが激しいとの事。 4m×4m程の古めの瓦屋根は、ブルーシートを剥がしターポリンを張る事とした。 激しい雨漏りの原因と思われる屋根は、新しい瓦だが大きくズレている箇所が確認でき、整える事で雨漏りは解消すると予想される。

前日の活動でひのきしん隊の方には安全対策や基本的なシートの張り方をレクチャー済み。これを踏まえ、地上・瓦の修正・シート張り、3係に人員分け。 瓦のズレは非常に綺麗に修正でき、念の為防水テープでさらに固定。防水テープでの固定は今後業者が上がった時に我々が修正した箇所と判断できる為でもある。

若干ではあるが棟瓦も歪んでおり、整えて防水テープで悪化しないように処置した。 シート張りは、指示出しは行ったが、ひのきしん隊にほとんど張ってもらった。上部は水切に差し込み雨の侵入を防ぎ、軒先と横一辺はシートで包み込み瓦が落下しないように処置した。また、キャッチャーを使用して、土嚢を使用しない工法で行った。短い下り棟と鬼瓦と土の落下のおそれが確認できこちらはシートで全体を包むようにし、防水テープのみで固定した。

ターポリンの2.1mという幅の条件により、繋ぎ合わせる事が必要で、各人それぞれの考えがあったが、ひのきしん隊からの一番適切と思われる案を採用し、非常にスムーズに完了する事ができた。ブルーシートだった場合の破れ易いという注意点も伝え、今回はひのきしん隊にとっても貴重な実践が出来たと思える。 午後から雨予報があった日だったが、雨が降る前に完了する事ができた。


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