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2023/06/03 令和5年石川県能登半島地震(珠洲市)

2023年6月3日土曜日 A班の報告

報告者:加藤


台風の雨が心配でしたが、夜中のうちに晴れて絶好の作業日和。(ちょっと風が強めでしたが。)

本日の案件は、正院町のお宅。

発災直後に業者が来て10万円で対処してもらったが、風邪でバタバタするし、瓦屋さんがいつ来てくれるか分からないから心配だと言うことで、社協さんにお願いしたと家主さんがおっしゃってました。

上ってみるとしっかり張られているようには見えましたが、棟瓦や、のし瓦が全て屋根の上に置かれており、危険な状態に見えました。

安全確保をしっかりした上で作業開始。

張られていたブルーシートを剥がしてみると、半分は棟が残っていたが、残りの半分は棟瓦が全てなかったので屋根の上に置かれていたのし瓦、棟瓦を全て置き直した。そこに敷かれていたブルーシートを綺麗に折りたたみアンコに利用。

なっちゃんの指示のもと下でターポリンを作っていただき、予めセッティングしたキャッチャーに打ち付けていった。キャッチャーは能登瓦仕様になっていたおかげでばっちしでした

棟瓦を戻していたこともあり時間がかかってしまっていたところに殿村さん達が応援に来てくれて最後の仕上げを完了!

本日も無事作業を終えることが出来ました。

依頼主の方にも安心していただきました。




B班

報告者:角(かど)


前日の雨と打って変わって、朝から晴れ渡り暑い一日に成りそうな予感。B班6名のミッションは鬱蒼とした林の中に有る築250年を越す蔵や離れの有るお宅。苔むした古い瓦屋根と新しい黒瓦のT字に成った部分の雨漏りと、裏の林のお家に折れて掛かってる樫の木の撤去。


現在はおばあちゃんと猫4匹で暮らして居る。地震当時、旦那さんは骨折の治療で入院中で難を逃れたそうです。


作業はまず、屋根に掛けられた大型のブルーシート外し。すると、古い瓦部分の軒は過去に何度か修理したらしく、雑に木材やトタン板が取り付けられていた。写真参照。剥がれてた瓦は3段、8-9列。


3つの下り棟の合わせ部分で、とても難易度の高いシート張り。大穴部分は1m四方のコンパネを敷いた。ターポリンは上下に重ねる様に張るが、如何せん3つの棟の合わせ目。シワを作らない様にすったもんだして15時前に終了。


私と永田さんは屋根のブルーシートを剥いだ時点で、折れた樫の木の処理に移った。電動チェーンソー(18Vバッテリ2個装着)を使おうと思ったらケースにはバッテリ無がなく、私と殿村さんのを使って取りあえず作業開始。


絶対途中でバッテリが切れるので、丁度ターポリンを取りに行く遠山さんに安藤さんのインパクトを持って来て貰った。

当初、おばあちゃんは運び出す様に持てる大きさに切ってと言われたが、林の中は枯れた竹や枝が散乱整備されて無いので、1箇所に残置するを勧めて了承を得た。

久々のチェーンソー!林の中は涼しく、ウキウキ🤗

お昼に建物内を見せて貰ったが、梁も太く由緒有る建物で昔は村人の会合や争い事の調停等も行われる場だったそうです。

おばあちゃん、これで安心して暮らせるととても喜ばれてました。

作業後、海辺のA班の応援に移動。

お疲れさまでした。



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