2023年能登地震 珠洲市社協案件 活動 27日目 活動場所、野々江町
・愛知人:鈴木、殿村、野間口、角 、安藤(保)、原、遠山、夏美、まいまい、加藤、トさん、永田 計12名
報告者:角(かど)
朝から晴れ渡り暑い。野々江町の浜辺、微かに富山湾を隔てて北アルプスを望む風光明媚な所。
依頼内容は ・納屋(住居スペース)と母屋の屋根にブルーシートを張って欲しい。 ・納屋にトイレが有る。 ・1階まで雨漏りしている。 ・ブルーシートは持っていない。
建物は戦後の昭和20年築、80 年近く経っている老朽家屋。あちこち傷んでた。依頼者さんは90歳のおばあちゃん。今は親戚宅に避難している。直ったら帰りたいとの事。
現状、母屋2階道路側下り棟の落下、それによる下屋の瓦破損、裏側下り棟の落下。納屋に近い軒の(1m四方)落下。2階、破風下の外壁(三角)のトタン板が腐食して無し、その下の土壁の竹組が現れて屋内が見えてる。こちらは長年浜風をもろに受けた為と思われる。 瓦屋根全体に瓦のズレ、破損瓦の散乱が見られた。(写真参照)
対処、瓦のズレは1枚づつ修整。下り棟の破損は綺麗に片付けターポリン施工。 軒の破損、落下はまず傷防止の為1枚ターポリンを下敷きとし、その上に垂木にターポリンを胴縁で抑えて、瓦部分にキャッチャーをセットして全体を覆った。下り屋根に交差した下り屋根の補修なのでとても苦労しました。
外壁の処理はターポリンを全体に上下2枚貼付け。テレビのアンテナは1度外してターポリンの上から再取り付け、隙間の無い様に施工した。 時間的に母屋のみの作業となり、残りは継続案件とした。細かい所は写真コメントを参照下さい。
作業後、親戚に避難していたおばあちゃんが仕上がりを見られて、何度も何度もお礼を言われました。
-----------------
愛知人では活動を支援して下さる方を募集しています
チャリティーグッズについて:https://www.aichijin.org/charity