2024年10月3日(木曜日)272日
活動人数11名
活動件数3件、完了件数2件
Aチーム
メンバー 保っちゃん、小林、角、小関、辻、レイア
活動場所 三崎町
活動内容 家財出し及びその動線整理
元々地震で半壊認定され、使える部分を直して住むつもりでいたところに、先月の大雨で1階の半分近くが水没してしまったお宅。お父さんが「苦労して建てた家だからなんとか住もうと思ったけれど、こんな水害にあうとはひどいもんだね」と残念そうに呟いていて、その寂しそうな後ろ姿に切ない気持ちになりました。お母さんは、罹災証明の注意点について複数の意見を聞いてしまっていたようで、家財や泥出しをしてしまうと罹災証明が得られないのではないかと心配していました。確認しながら「そう説明されたのはこういう理由だからですよ」「もう証拠になる写真撮っているから大丈夫ですよ」と混乱を解いてあげられるように丁寧に繰り返し事情を説明しました。しばらくは半信半疑で何度も同じことを質問されていましたが、徐々に「だったらこれも持って行っていってくれる?」などと聞いてくれながら前向きになってくれました。
納屋は、被害を受けたものの2階がまだ使える状態で、お父さんお母さんが片付けの休憩に使いたいとのことだったので、その動線を片付けつつ、階段からは靴を脱いで上がれるように雑巾などできれいにしました。それを見ていたお父さんが「2階では横になって休めるなあ」と嬉しそうに言ってくれました。今日は今後の家財出しに向けての動線確保が目的だったので、搬出したのは大きな冷蔵庫などがメインでしたが、家から出しても問題ないことに納得してくれたお母さんが「これから出さなきゃいけないものはまたボランティアさんに頼めばいいんだね、ボランティアさんありがとう」と何度も声をかけて見送ってくださって、私たちも安心しました。
(報告者 レイア)
Bチーム
メンバー 野間口、鈴木、殿村
活動場所 飯田町
活動内容 室内案件(建具調整)
今日は雨なので、屋内作業。以前に屋根案件で入ったお宅。地震で動かなくなった襖4枚をなんとかしてもらえないかというご要望。地震による家の歪みと地盤の隆起の為か、かなり襖が曲がって動かない状態。先ずはジャッキアップして襖を外し、傷んだところは木工用ボンドとビスで野間さんが修復。その間に他の襖も外しカンナがけ。ただあまりにも隆起が激しいので、作戦変更。畳をあげ、床板を剥いで床下を確認。ぬの基礎にブロック、束柱の施工なので、床下からジャッキアップして束柱を外し10ミリカット。その後2×4の支柱を入れる。戸車も外して掃除。これで仏間の襖が動くようになり、被災者さんも喜んでおられました。
午後は雨が本降り。鈴木さんと日頃お世話になっているひのきしんセンターに御用聞き。今回の水害で被害を受けた宝立ひのきしんセンターの倉庫の材木置き場の床作りの大工仕事をしてきました^_^
引き続く地震に水害。あらゆるニーズがあり、ボランティアとしての人間力だけではなく、技術力も問われる現場が珠洲にはまだまだいっぱいです。
(報告者 殿村)
Cチーム
メンバー (午前)中井、エイミー(午後)小関、小林、辻、角
活動場所 三崎町・狼煙町
活動内容 断水地域物資の配布
能登半島の最端部は未だに水道が通ってない地域があるため、一軒一軒お宅にお声がけをして回りました。午前中は中井さん、エイミーさんが三崎町側を回ってくれたので、午後は狼煙町へ行きました。皆さんからお礼や労いのお言葉と笑顔をいただき、今日もお手伝いした甲斐を実感しました。
(報告者 辻󠄀)
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・ 愛知人では活動を支援して下さる方を募集しています。
チャリティーグッズについて: https://www.aichijin.org/charity
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