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2024/4/13 令和6年能登半島地震 珠洲市

2024年4月13日 土曜日 103日目

災害ボランティア愛知人

活動総人数 29名

作業班活動件数5中完了件数2件

炊出し1件

珠洲市支援活動報告

○作業班Aチーム・参加者:赤池、江藤、午前ともちゃん、午後石川、池口

珠洲市若山地区

貴重品取り出し

夏日の中、二階建て倒壊家屋から家主さんからの要望で、喪服、衣類、大量のDVD、掃除機2台の取り出し作業。

家主さんに予想される場所を細かく聞きとりをし、瓦の撤去を手作業で、太い梁を電動ノコやバールを駆使し捜索。

数分で汗が流れ落ちるほどの暑さの中、屋根の落ち具合からもしかしたら捜索物が損傷しているかもしれないという想定をしながらも狭い隙間に身体を這わせて衣類や掃除機を取り出したときの鳥肌のたつ思い、家主さんの笑顔が忘れられない活動となりました。

休憩時に依頼者から避難所の状況などリアルに聞ける貴重な機会にもなりました。

お疲れ様でした。

○作業班Bチーム・活動場所 岩坂町

メンバー 林、安藤、中川、まいまい、瀧山(午前のみ)石原(午前のみ)野中、杓谷、原

業者にブルーシートを張ってもらったが、まだ家全体に雨漏りがあるお宅。大屋根に2重に張られたブルーシートを剥がし、ブルーシートの穴の原因にもなっていた乱雑に置かれた瓦を並べ直す作業をしました。

野中さんと杓くんが屋根デビュー、ハーネスの着け方から屋根での作業の基本を教え、安全に作業してもらうことができました。

屋根から見た桜がとてもきれいでした。

○作業班Cチーム

殿村、浩美、ナオキ、大ちゃん、ちひろ、こんちゃん(報告者こんちゃん)

活動場所:宝立町鵜飼

津波で60〜70センチ床上浸水したため、茶室の床を剥がし泥が溜まって湿っていたのを確認。送風機4台設置。離れの床下の乾燥を待って後日、泥出し継続。

同じはなれのピアノ教室も津波被害に遭ったため壁剥がし。断熱材グラスウールが濡れ、カビが生えていたため、取り除くため翌日に継続案件。

被害当時のピアノ教室の写真を見せて頂きました。津波で散乱。ボランティアにも協力を得て、ご夫妻で片付けをしていましたが奥様が心労で入院。退院されましたが、その後はご主人が1人でコツコツと復旧を続けられ、綺麗にされた玄関に続くピアノ教室はダスキンに清掃を依頼するまで頑張られました。しかし浸水の影響による壁の内部を確認するため、壁を剥がして断熱材グラスウールが濡れカビが生えている状態を見られた際、かなりのショックを受けておられ、どうするべきか思案されていました。ただ3台のピアノの内、1台修理に出されていて、ピアノ教室に再び通って下さる生徒さんたちに応えようとされています。また話の節々に自身を鼓舞するような前向きの言葉も沢山聞かれました。全壊の母家は解体されますが、はなれを再生したい!再び平穏な生活が出来るように、翌日も私たちみんなで力を合わせて頑張ります!

○ 作業班Dチーム

三崎町でブロック塀の解体

メンバー

西村、永田、藤白、清水、松本

倒れたブロック塀15メートル

倒れかけ5メートル

家屋状態は赤判定

ブロックに流し込まれたセメントが密度が細かく殆ど巣穴なし、鉄筋も9ミリと太く、解体に苦戦。

倒れたブロック塀は全て解体。倒れかけのブロックは倒した状態で本日の作業は終了で継続案件。初めてハツリ機を使用した女性もいましたが、ベテランの指導により夕方にはかなりの状態でした。愛知人は人材も確実に育成されてます。

○炊出し班

メンバー片岡さん、エイミー(午後)、たまちゃん(洗い物手伝い)

若山町、炊き出し仕込みと支援物資配布をしました。上山避難所、旧上黒丸小学校避難所では野菜ジュースが大変喜ばれました。また定期的にお届けできると良いなと感じました。


愛知けん君_吹き出し付.png
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