2025/9/18　令和7年九州大雨水害福津市

2025年9月18日（木曜日）

報告、豊田消防クリちゃんより

【九州水害支援活動報告　社協ニーズ】

【活動場所】福津市内殿町

【メンバー】赤池さん、ノマさん、浩美さん、トノさん、栗下

今日は私が活動できる最後の日、今日中にこの現場を終わらせたいと言う思いで臨みました。活動を始めると土砂の掻き出し面積は広く、今日終わるかなと言う思いに変わりました。塵取りを使うことで効率的に掻き出すことができ、また依頼者さんもお手伝いしていただいたことで、8割程度終わらせることができました。活動中は時間を忘れるほど夢中で作業できました。昨年初めて床下にもぐった時は暗さと狭さで不安に感じることもありましたが、今は平気！経験値が増し、依頼者さんに喜んでいただけるこのボランティア活動はこの先も続けていきたいと言う思いです。今日残ってしまった活動、明日以降ご安全にお願いします。

栗下

【活動場所】福津市星ヶ丘

【メンバー】赤池さん、ノマさん、西村さん、浩美さん、トノ

ホタルビ二名

今日は昨日までとは一転、今回の豪雨で家屋の裏面が崩れ、その法面（ノリメン）に防草シートを張って、これ以上土砂が落ちてこないようにしてもらえないかという依頼。先ずは木を伐採、草を刈り、土を削り、なるべく平らな法面に。マイクロユンボ等が入れば問題もないが、それも叶わず全て人力。でも、今日は福井から西村さん、ホタルビの代表岩佐さんともうひとりの若手消防士。西村さんの指揮のもと見る見る景色が変わって行きました。

被災者の高齢の奥さんとその息子さんの二人暮らし。土砂崩れの後、二人でどうする事も出来なく、二人で一生懸命落ちた土を土嚢に詰めては元に戻してはいるものの如何とも仕方なく、途方に暮れていたとの事。今朝、我々が着くと、まだ何も作業していないのに、神様が来てくださった。涙が出て仕方がない仕方がないと何度も仰っしゃい、昼からの休憩時にも前日から我々ボランティアのためにと思って、手製の「アンパン」を作って振る舞って下さいました。何も返す事が出来ないと言いながらも、何とかお返しをしようとされる気持ち。恩の送り合いって素晴らしいと感じました。

殿村

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