2025/07/05　令和6年石川県能登半島地震及び豪雨災害珠洲市

愛知人
7月5日
読了時間: 2分

2025年7月5日（土曜日）495日目

参加人数6人

活動件数2件

完了件数2件

○ 社協ニーズ

メンバー：文枝、榎本、たっきー、永田、三浦、ナツ

活動場所：飯田町

活動内容：家財搬出

約束の時刻にご挨拶のため呼び鈴を鳴らすと、出てこられたのはとてもお元気そうな女性でした。運び出す家財について、「これとこれと、それと、あとこれもお願いします」と気持ちよいほどはっきりと指示をくださいました。大小合わせて50点ほどの家財を、言われた通りに運び出しましたが、これほど迷いなく的確にお答えくださる被災者の方は、これまでの活動の中でも記憶に残る方でした。

作業の合間には「この建物を解体するのか残すのか、まだ決めかねているんです」との胸の内もお話しくださいました。

作業が終わり、帰り際に「本当にありがとう」と感謝の言葉をいただき、心に残る活動となりました。

（午後）

活動場所　三崎町

活動内容　家財搬出

ボラセンを通じて、これまでも何度か搬出作業がされてきたお宅です。広い敷地に大きな納屋と倉庫。依頼者の女性はご高齢でそこに住まわれています。ご自身でも少しずつ片付けをされているとの事でしたが、一向に前に進まず、こうしてボランティアの力を借りる事も心苦しいとおっしゃられていました。

その物量の多さに我々も驚きましたが、ご本人の心の御負担はいかばかりか。「お母さん、負担に思わなくていいですよ。今日出来ることは精一杯やらせてもらいます。残ったとしても遠慮なさらず支援を受けてくださいね」そんなやり取りをしながら我々とお母さんが打ち解けていくのを感じました。今日の作業では完了出来ませんでしたが、依頼が入ればまた協力させていただきたいと思います。

仮置き場では受け入れてもらえない物も大量にあり、そちらの支援も必要ではないかと社協局長さんにはお伝えしました。継続的支援の必要性を痛感した一日でした。

（報告者　ナツ）