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令和2年7月豪雨 活動報告 8/1

令和2年7月4日九州地区に災害発生 コロナ禍の中、賛否両論あるとは思いますが、やらないと言う選択より、どう支援していくのかを重点に、主力メンバー3名で7月5日に春日井市から熊本県芦北町に向けて出発致しました。


※私達、愛・知・人では6月14日の安城市での講習会を行った日より、もしも災害が発生した時のために、機動力の高いメンバー数名と各支部長に対して体調管理チェックを行っております。


芦北町に向かったのは、熊本地震の時に多大なる支援、ベースの提供をしてくださった中村社長のご親族が被災してしまい、まずはそのお宅のお手伝いをさせて頂きながら、今後の活動を模索しようと考えていました。

【被災地でのコロナ対策、愛・知・人としてのミッション】 芦北町では、マンパワーが足りず住人さん達による家具出し泥出しが始まっていました。 私達に帰ると言う選択肢は無くコロナ禍の中、やれる事、やらなければならない事をできる範囲で模索していました。また、中村社長が意を決し、地元メンバーを集めて新団体「九州・仁」を立ち上げると言って下さいました。(以後、中村代表とさせて頂きます。) ◉作業より、九州・仁に対し技術、経験の伝承を優先 ◉支援物資ベースへのアドバイス ◉住人さん達への家屋復旧に対してのアドバイス ◉住人さんに対し機材の貸し出し、使い方の指導 ◉コロナ対策に対して除菌ルームの実施  ◉毎日の体調、体温管理 ◉マスク又はフェイスシールドの徹底 ◉手洗い、除菌、抗菌の徹底 ◉一般参加のボランティアとの接触をさける ◉住人さんとは一定の距離を保ちながらの会話 ◉愛知人としての募集はかけない ◉活動参加されるメンバーには抗体検査、PCR検査(任意)の推進

行政、社協さんに挨拶に行くも、「県外ボランティアは受け入れできない」とそっけない対応でした。そうしか出来ない状況だと理解はしています。 その後は、中村代表のご親戚や私たちの受入れを了承していただいた家限定で、九州・仁のお手伝いとして、距離を置きながら住人さん目線で活動。 私たちの活動を見ていた芦北町佐敷地区の住人さん達が7/15から県外ボランティア受け入れ要請(条件付)の署名運動を開始してくださり、1日で300件以上、1週間で1200件以上の署名が集まったとの事です。

しかし行政からの風当たりは更に強くなり、私たちが滞在することで、ご尽力くださっている中村代表、不動産会社の社長様、住民の皆様にこれ以上ご迷惑をお掛け出来ないと判断し、撤退を決意しました。 7月30日 最後まで残った私と濱さんは芦北町を発ちました。 炎天下の中、沢山の住人さん達が集まって下さり、涙・涙のお別れとなりました。   ※活動報告は九州・仁のページをご覧ください。

コロナは人の心まで蝕んでしまうのですね。悔しい思いが8割ですが・・・しかし希望が湧いてきました! 九州・仁のメンバーが着々と増え広がって行きそうです。 私達が撤退することにより、九州・仁は行政、社協との連携もしやすくなると思います! ※今後は後方支援として全力を尽くさせて頂きます。

【今後の愛知人としてのミッション】 ◉九州・仁に対してのリモートで技術指導、アドバイス ◉機材、軽トラックの貸し出し ◉必要な資材、物資の配送 ◉九州・仁のホームページ作成、印刷物作成 ◉助成金の申請の仕方などのアドバイス ◉リモート会議に参加 愛知人理事、メンバーも一丸となって私達が活動しているのと同じ気持ちで取り組みをしていきたいと決意しています。 皆様、今後ともご支援、ご指導よろしくお願い致します。 ※8/3(月)17時か19時台のNHKニュースで5分ほど活動内容が放映されますのでぜひご覧ください  ☚8/3の全国放送は残念ながら延期になりましたが、熊本NHK放送は、8/6 18時10分〜で決定したそうです。


7/5からの活動報告は「災害ボランティア九州・仁」のホームページをご覧ください。

                               災害ボランティア愛・知・人 赤池博美


【災害ボランティア九州・仁】





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