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熊本支援活動レポート 【現地活動編】 2016/6.26


6月26日【中村将幸さん】

DAWボランティアセンター。 前日の段取り、有志メンバー14人の予定でしたが朝、人が増えて段取りしなおしてから自分達チームはブルーシート張りに9時に出動。


ご依頼主は熊本市東区沼山津の80代のおばぁちゃん。 赤紙の貼られた家屋は一階二階の屋根共に瓦が落ちたり一部瓦がない状態が全面的にある。さらに側面バルコニーは壊れ、角の柱が折れていて少し潰れた影響で窓は内側に飛び出してガラスは割れて散乱。側面は大きく穴が空いた状態。

6人チームで屋根と側面に別れて作業。 側面は二階の清掃、バルコニー解体、窓枠に骨組み作りがあり、中々難航しました。

お待たせしているブルーシート張り。 休憩の際、おばぁちゃんと話をすると 「昨日まではシュンとしとったけど、あなた達が来てくれたおかげで気持ちがパァーっと明るくなったぁー。」と作業途中にも関わらず何回も感謝の気持ちを言われ、涙も浮かべられていました。 また「今度はご飯出すから、是非遊びに来て」等。

また、大雨の日に作業が出来ない中、出来ることをと県外の高校生達が作ってくれたクマモンの土嚢袋を見て「これ、クマモンやが♪」と向かいのスイカ農家のおばぁちゃんと明るく笑われてました。 スイカ農家のおばぁちゃんの家はブルーシート張っていた屋根が先日の大雨でやられて、また雨漏りしだしたそうだ。 寝泊まりはビニールハウスでしているとのこと。 ホントに早くどうにかして欲しそうに2度ほどこちらに来て「やっぱりこういうの順番なんでしょ?」と聞かれました。まずはすぐにセンターに相談してもらうように話をしました。

依頼主のおばぁちゃんが土嚢袋用の土を用意してくれてたので助かりました。土が足りないからもらえないか伝えると「自分が持ってくる!」と言う、がまだしもんのおばぁちゃん。自分の出来ることはしたいと言う。お気持ちだけもらいました。

18時半にすべて作業を終え、ニーズ完了。 おばぁちゃん、お礼に膝に手をついて深々と90℃くらい頭を下げて見送ってくれました。

ただでさえニーズに作業の手が足りていないブルーシート張り作業。先日の大雨でさらにニーズが増え続けています。大雨の前でも2週間待ちの状態だったのに…。

そんな中、DAWボランティア連盟の共同代表の赤池博美さん(NPO災害ボランティア愛・知・人)の活動期限が7月2日できてしまいます。 当初一ヶ月の予定だったのを今まで延長を重ねて、ろくな休みも取らず活動を続けて下さいました。この日もブルーシート張りに現場に出て作業されています。 帰られたらもう一人の共同代表、中島武志さんの(レスキューアシスト)負担は大きくなるし、ブルーシート張れる人も一人減ります。 また愛・知・人から沢山何度も人が来てくれました。それも赤池さんが居なくなると減るのかな…。仮設住宅は建設されているし、梅雨明けに引っ越しを考えられている方の声を5月からよく聞いています。ニーズも上がって来ています。せめてそこまで居てくれたら本当に助かるのだけど、無理も言えない…。ちょっと先に懸念材料がある状態です。

代表と一緒にボランティアコーディネートを学びたい、ブルーシートを張れる、そんな人材を募集しています。ご相談だけでもお待ちしてますので、ご連絡お待ちしてます。 よろしくお願い致します。

★赤池は、7/18まで滞在を延長しました★ 理事会決議にて7月18日日まで延長させて頂きました!どちらにせよ、残り少ない日数1人でも多くの笑顔に出会えるよう頑張ります! そして、この先も残って運営をして下さる、たけちゃんに少しでも負担の無くなるような努力に努め、以後も愛知人としてバックアップしていきます! 照れくさいけど、たけちゃんは最高の友であり、パートナーであり、尊敬する良きアドバイザーです。たけちゃんに出逢わなければボランティアセンターを運営する事など出来なかったでしょう。 わたしのワガママをたくさん聞いて下さり、本当に感謝しております。たけちゃんの熱い思い、活動は沢山の人を動かしこれからも、大勢の困っている人達を助けてくれる!確信しています。 これからもどうぞよろしくお願い致します。  by赤池博美

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