長野での炊出しに際して「食材調達に使ってください!」とセカンドハーベスト(https://www.2h-nagoya.org/information/holiday/2860)の山田様より、援助金をいただいての活動です。
「笑顔に支隊」6名が、長野県長野市豊野地区で炊出しをしてまいりました。
NGO結さん通じて、豊野町の「あったか食堂」の運営支援をしているレスキューストックヤード浦野さんにつないで頂き、在宅被災者向けに「東北仕込みの団子汁」300食を用意。
決壊場所の一つ、「長沼体育館」からも近い場所でほぼ1階は水没。
未だ、多くのボランティアと共に住民さんも 泥出だし真っ最中。
主に2階で生活している方(調理ができない)や、親戚宅に身を寄せ、自宅をボランティアと共に清掃作業中の住民さん、ボランティアさん向けの炊出しでした。
11:30頃から続々と鍋やカゴを手にした住民さんが集まり、1時間ほどで完売。
「野菜たっぷりは嬉しい」「この団子は何でできているの?」「初めて食べたわ~優しい味で美味しいね」などと嬉しい声を頂きました。
トムさん曰く、「 持ち帰りばかりではなく、そろそろ地域コミュニティを作っていく時期だと思っている」と。軽トラで椅子やテーブルを運んできてくれて、炊出し場所で食べる場所を作っていただきました。
住民さん同士で今後どうしていくのか、地域としてどんな問題があるのかなどの情報交換の場所として炊出しがある。という形になっていけばいいのかなと思いました。
帰宅後、レスキューストックヤードさんに報告がてらお話を伺ったところ、
豊野地区の炊出しは、長野市災害ボランティア委員会、豊野高等専修学校スタッフが交代で行っていて、今後は地元の方に運営していっていただく方向。RSYさんはこの動きを後方からサポートしていかれるとのことでした。
帰り際、決壊場所の長沼サテライトに立ち寄りましたが、東日本大震災と同じくらいの惨憺たる光景、穂保地区では、泥にまみれたリンゴが木になったまま、そして地面には無数のリンゴが落ちており、手つかずの家屋も多数。まだまだ先は長いと感じました。
雪が降る前に・・・一人でも多くの被災された方の気持ちが楽になるよう願うばかりです。
<現場班>
本日は、新築6ヶ月のお宅、住人さんと共に活動!2ヶ月経ったいまでも、断熱材はビタビタ‥ カビも所々に生えていました。合板の床材も水を含んだ状態‥ 床板、壁剥がし、泥出し、断熱材撤去を行いました。
まだまだ、こんな御宅が沢山ある事を知りました。皆さまが無事年を越せるよう尽力、人力していきます。
活動後には素敵な景色とご馳走!馬刺し丼に信州蕎麦、お値打ちで美味しかったです。
木更津との掛け持ちにはなってしまいますが、長野支援も継続して行きます!
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