top of page

令和8年熊本地震 支援活動へのご寄付のお願い(第2報)

  • 13 時間前
  • 読了時間: 6分

7月28日の発災から、まもなく2週間が経とうとしています。

災害ボランティア 愛・知・人は、7月30日より熊本県宇城市に入り、活動ベースを構えて支援を続けています。まずは、初回の募集に応じてくださった皆さまに、心よりお礼を申し上げます。

いま、被災地で起きていること

熊本県の発表によれば、8月8日午前7時半時点で住宅被害は推計を含めて1万8,000棟を超え、12市町124カ所の避難所で約6,500人が避難を続けています。

私たちが拠点を置く宇城市では、8月6日に被災家屋へのボランティア派遣が始まりました。初日は169人が受付を済ませ、市内各地へ派遣されています。片付けの支援依頼は5日までに440件以上にのぼり、センターは一人暮らしの高齢者世帯へ優先的にボランティアを派遣しています。

そして8日には、要望のあった県内全11市町でセンターが開設され、そのすべてで当面の応募が上限に達しました。7日までの参加者は、延べ1,293人にのぼります。

人手は、集まり始めています。

それでも、埋まらない穴があります

倒壊しかけたブロック塀の解体には、重機とハツリ機が要ります。屋根の上の作業には、資格と装備と保険が要ります。一般のボランティアには、手が出せません。

かといって、業者にも頼めない状況です。宇城市自身が、ブルーシート等の設置を事業者へ依頼しようとしても、災害対応が重なって事業者が見つかりにくい状況にあると案内しています。

資材も足りていません。市は国や県にブルーシート9,000枚の確保を要望しましたが、区長に届いたのは約1,200枚。豊野町のある区では、78歳の区長が地区内の約40戸に自ら配って回りました。

人手でも、行政でも、業者でもない。その隙間に落ちる作業が、たしかに存在します。私たちのような技術系の災害ボランティア団体が担っているのは、まさにその部分です。


私たちが入ることで、働ける現場が増えます

8月7日、宇城市内で倒壊したブロック塀の解体にあたりました。道路側へ倒れたブロックは一つひとつが大きく重く、そのままでは軽トラックに積み込めません。

私たちは持ち運べる大きさまで解体し、道路脇へ整理して並べました。後日、一般のボランティアの皆さんが回収に来られたとき、すぐに積み込めるようにするためです。

技術系の団体が先に入ることで、一般のボランティアが活動できる現場が増えます。重機と資機材は、私たちのためだけのものではありません。


そして、瓦を降ろすだけが仕事ではありません

同じ日、別のお宅では、倒壊した門柱の撤去と家財の搬出を行いました。

被災後、どこに相談すればいいか分からないまま過ごされていたところ、民生委員の方が訪ねてくださり、言葉にならない思いを汲み取って、ボランティアセンターへ要望を届けてくださったそうです。

作業前に改めてお話を伺うと、落ちてきた瓦がカーポートの上に残っていて「いつ落ちてくるか怖い」とのことでした。高所作業用のリフトを運び込み、重い棟瓦を安全に撤去しました。

会話のなかで、「昔はソフトボールをやっていたの」と嬉しそうに話してくださいました。その後、家財を運び出していると、学生時代のソフトボールの写真が出てきました。「こんな頃もあったね」と笑顔を見せてくださる姿に、こちらまで嬉しくなりました。

長さ15メートル・7段積みのブロック塀を重機で解体した日と、開かなくなった襖を2ミリ削った日と、一枚の写真を一緒に見つけた日。私たちにとっては、どれも同じ一日です。


この2週間で、私たちが行ってきたこと

・  宇城市松橋町に活動ベースを設置(家財出し、清掃、環境整備)

・  災害ボランティアセンターへのスターリンク設置(通信環境の確保)

・  倒壊寸前のブロック塀の解体(社協の緊急案件を含む複数件)

・  高所リフトを用いた屋根瓦・門柱の撤去

・  ボランティアセンター本部の破損した窓の養生、雨漏り防止

・  ボランティアセンターへの冷凍庫の緊急調達・設置(熱中症対策)

・  梁が下がって開閉できなくなった建具の補修

・  看護師による避難所の巡回と健康相談

・  技術系案件の現地調査、および関係団体との連携協議

なぜ、あらためてお願いするのか

宇城市は8月10日から、住宅の被害拡大を防ぐための緊急修理の受付を開始します。ここから、屋根の応急処置が本格的に動き出します。

市内を回れば、屋根がすっぽりと抜け落ちたお宅もあります。地区によっては、屋根よりブロック塀の倒壊が目立つ場所もあります。ニーズは、これから増えていきます。

私たちは当初、緊急支援として現地に入りました。いま、中長期の復旧支援へと切り替える判断をしています。拠点を維持し、重機と資機材を動かし、人を送り続けるための資金を、あらためてお願いする次第です。


ご寄付の使いみち

・  現地までの交通費、燃料費

・  重機、高所作業用リフト、電動工具の運搬および維持にかかる費用

・  ブルーシート、土のう袋、養生資材などの調達

・  活動ベースの維持、運営費

助成金でカバーされる部分もありますが、現場で急に必要になるものには、自由に使える資金が欠かせません。ボランティアセンターに置く冷凍庫が最短11日入荷と判明したとき、私たちは近隣の店舗を電話で当たり、その日のうちに調達・設置しました。皆さまからのご寄付は、そうした「すぐ動くための余力」になります。

使いみちは、日々の活動報告としてブログ・SNSで随時ご報告してまいります。


ご寄付の方法

クレジットカード・継続寄付(Syncable)

長期の支援となるため、月額でのご支援もお選びいただけます。月1,000円からのご協力が、現地の活動を継続的に支えます。

銀行振込

ゆうちょ銀行 12020 14313801

サイガイボランティア アイ・チ・ジン

あいち銀行 春日井支店 普通 2047764

アイチジン ダイヒョウ アカイケヒロミ

※「熊本地震に使ってほしい」など使途を指定される場合は、銀行振込をご利用ください。お振込後、サイトの連絡フォームからお知らせいただけると助かります。

寄付の詳細はこちら


現地に行けなくても、できることがあります

ボランティアの募集枠は、いま上限に達しています。行きたくても行けない、という方も多いはずです。

けれど、重機を動かす燃料も、ブルーシートも、養生の資材も、現地では足りていません。その部分は、離れた場所からでも支えることができます。

被災された方が抱えていた「どこに相談すればいいか分からない」という不安を、民生委員の方や知人の方が受け止め、ボランティアセンターへ繋いでくださった。その「つなぐ力」があったからこそ、私たちも現場に入ることができました。

支援は、必ず誰かの手から誰かの手へ渡っていきます。

私たちの理念は「小さな気持ちを伝え・広げ・届けよう」。無理のない範囲で、自分サイズの一歩を。この記事を広めていただくことも、立派なご支援です。


災害ボランティア 愛・知・人

電話 090-9231-0827(事務局:萬谷)

[参考・出典]

熊本日日新聞(2026年8月6日)

熊本日日新聞(2026年8月4日)

宇城市「住宅の被害の拡大を防止するための緊急の修理」について


コメント


愛知けん君_吹き出し付.png

協賛団体・企業

patagonia.png
%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%81%E3%
102706263_974946196255519_19068364985941
josei_dantai_banner.gif
nihonzaidan.png
real_style.png

Copyright (C) 2019 災害ボランティア 愛・知・人 All Rights Reserved.

愛知県春日井市上条町1-5-2 藤和シティコープ506
MAIL:aichijin0311@gmail.com

bottom of page